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Case Study実績・お客様事例

カルソニックカンセイ 様(CDAJ news vol.41)

3つのモジュール性能予測・性能向上に「STAR-CD」を有効活用

カルソニックカンセイ 株式会社
CDAJ news vol.41お客様紹介コーナーより抜粋
発行日 2005年9月

解析種別:熱流体解析
課題等:ポスト処理、Pro-STAR

御社内での流体解析の一連の解析作業の流れについてお聞かせください。
まずは3Dモデルがあることが前提ですが、弊社ではメインCADとしてI-deasを用いています。I-deasで流体空間抽出やモデルの簡易化などの流体解析用モデル作成を行ってから、自動メッシャーのANSYS ICEM CFD-Tetraにて流体解析用メッシュを作成しています。一部、ICEMではなくI-deasのメッシャーにて作成することもあります。またモデルの簡易化やデータ修正の為にCADfixを通すパスもあります。
メッシュが完成したら、条件設定、計算実行をSTAR-CDで行っております。あとは私のグループでの使用はないですが、1次元エンジンシミュレーションツールとしてGT-POWERを主に追浜地区のエンジン・エキゾースト・モジュール設計グループを中心に使用しております。
CDAJ news vol.41
メッシュ作成をICEMとI-deasとで使い分けていらっしゃるようですが、使い分けの基準はありますか?
プリズムレイヤーメッシュの作成が必要な場合はICEMで、それ以外はI-deasというように使い分けております。
ポスト処理は何を用いていらっしゃいますでしょうか?
断面表示などはPro-STARで行った方が簡単なのでPro-STARにて表示させていますが、流線表示などはFieldViewを用いております。流線表示やリボン表示、アニメーション表示がPro-STARで簡単にできるようになることを期待しています。
最近リリースされたSTAR-Designでは、その辺りの処理は非常に簡単に行えるようになっております。ぜひ、お試しください。それでは、弊社プロダクトをご利用いただけている理由や、逆に要望などがあればお聞かせいただけますでしょうか?
良いところとしては、やはりカスタマーサポートの質の高さが挙げられます。またユーザーセミナー発表の技術レベルの高さや規模、業界標準ツールとしてよく使用されている点もあり、安心して利用することができます。業務委託時の技術力も非常に高くて評価しておりますが、要望としては、業務委託費用をもう少し安くして欲しいです。この部分はせひ改善してください。
中国に子会社を設立しエンジニアの育成に取り組んでおります。将来的には、ある程度、仕様の決まっているメッシュ作成などの作業をそちらで行い、現状より工数単価を抑えた形でサービスを提供することが可能になる予定ですのでご期待ください。

このインタビューの詳細は季刊情報誌CDAJ news vol.41でご覧いただけます。
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分野1:
熱流体解析
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