松下電工 様(CDAJ news vol.15)
社内イントラネットで「STAR-CD」の有効利用を促進
松下電工 株式会社 解析技術研究所 様
CDAJ news vol.15 お客様紹介コーナーより抜粋
発行日 1999年1月
解析種別:熱解析
課題等:直交格子
- そもそも、STAR-CDを導入しようと思ったきっかけは何ですか。
- 何といっても非構造格子が使えるということですね。実はSTAR-CDを導入するまでは別の流体解析ソフトウェアを利用していたのですが、直交格子なので形状がきちんと作成できない上に、満足なアプリがなかったのでモデル作成は非常に大変でした。PROSTARで自由にモデル作成ができる点は非常に大きなメリットでした。さらにSTAR-CDはX端末によるリモートログインにユーザー制限がないので、全社のどこからでもサーバーにアクセスさえできれば利用できるというのも普及した大きな一因です。
- 御社では全社に熱流体解析業務を浸透させるためにイントラネットを有効利用されていると伺ったことがありますが。
- まず解析技術研究所のホームページというのがあり、全社の誰もが見れるようになっています。その中に「熱・流体解析」というコーナーがあり、この中にSTAR-CDの解析事例紹介や、解析ノウハウ集などを掲載しています。約1年半位前から立ち上げ始めました。もともとこのコーナーの目的は、松下電工内でのSTAR-CDのユーザー間でノウハウを共有し、解析の効率化を図ることです。
また、基本的にSTAR-CDを初めて利用したいという希望者があった場合には、まず、CDAJの定期講習会を受けていただくようにアドバイスしています。それで以前は、CDAJより送られてきた定期講習会のスケジュールなどもこのホームページに掲載したりもしていましたが、CDAJのホームページができてからは、それにリンクできるように変えました。そして直接ユーザーの方に、定期講習会の情報やその他STAR-CDの機能などの新しい情報を見てもらえるようにしています。さらに、ユーザー登録申請もこのイントラネットからできるようにしています。STAR-CDを使いたい人からの申請があれば、LOGINアカウントの提供やPROSTARのインストールを実施するようにしています。 - これは確かにSTAR-CDを初めて使おうとされる方々にとっては有益ですね。松下電工様で順調にユーザーの方が増えておられる理由が分かりました。我々のホームページも今後さらに内容を充実させて有効利用していただけるように努力していきます。
このインタビューの詳細は季刊情報誌CDAJ news vol.15でご覧いただけます。
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- 分野1:
- 熱流体解析