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Case Study実績・お客様事例

ガスタービンベーパライザー形状の最適化

分野1:
熱流体解析
分野2:
最適設計

使用ソフトウェア

modeFRONTIER、CFX-Tascflow

概要

ベーパライザーの形状は、熱問題と燃料の軌道、蒸発効率の問題が重なります。パイプ径を変数として、液体燃料の蒸発効率をCFX-Tascflowの蒸発モデルを用いて計算しました。変数4つ、制約条件2つ、目的関数(蒸発効率向上、パイプ軸方向、周方向のサイズ最小)が3つの多目的最適化問題です。最適化計算の結果、初期形状からほとんどサイズの変わらない形状で蒸発効率を170%に上げることが可能な形状や、サイズは大きくなりますが蒸発効率が最大の270%に向上するという形状を発見することができました。パレート解を探索した後は、設計開発のニーズに基づき選好解をパレート解の中から選択することができます。

解析種別:多目的最適化
課題等:ベーパライザー、蒸発効率、ガスタービン、CFX-Tascflow

図:ガスタービンベーパライザー形状の最適化
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