Your True Partner for CAE & CFD
モノづくりにおける「CAE・CFD」が果たす役割の重要性が増し、効果への期待が高まるにつれて、CAE・CFDを取り巻く課題も多様化しています。数多くの課題の中で最もチャレンジングなテーマの1つが、「いかにして設計者にCAE・CFDを使っていただくのか」だと弊社は理解しています。いまだ多くの企業においては、解析専門チームが設計者からの依頼を受けて解析を行うことがほとんどで、設計者自身がCAE・CFDを利用されているのは、一部のお客様だけではないかと拝察します。この一部の専任者のみが役割を担う体制は、CAE・CFDが持つ高度な専門性ゆえに普及段階においては致し方ないことだとしても、CAE・CFDが持つ本来の可能性を十分に発揮できていないことも事実です。
では、設計者がCAE・CFDを利用するにあたって、どのような問題が存在するのでしょう。
  ・ 設計者は、自分自身が頭の中で描いている設計空間を正確に解析者に伝えきれているでしょうか?
  ・ 解析者は、設計者がイメージしている設計目標を的確に理解しているでしょうか?
  ・ 異なるチーム間でのデータのやり取りや意思伝達など、コミュニケーションは円滑かつ効率的でしょうか?
実際には、設計者にCAE・CFDをご利用いただくために、すでに様々な取り組みがなされており、CADに解析ツールを組み込んで使いやすくすることもその一つです。これは、構造解析などの簡易解析では一定の効果を発揮していますが、流体解析や最適設計などでは、期待する高精度な結果を得られない場合があることは否めません。それに対して弊社は、長らく、解析テーマ・製品に特化し、解析プロセスをカスタマイズした解析自動化システムが設計者のCAE・CFDの利用促進に最も効果のある手段の一つであると考え、積極的に設計者システムの開発をご提案してきました。
そのメリットしては、次のようなことがあげられます。
  1. 設計者が使い慣れているEXCELなどを用いて、利用にあたって違和感のないGUIを作成するため、システムに組み込まれているCAE・CFDツールの操作方法を覚える必要はありません。
  2. システムの中に多分野解析を含む複数の解析ツールを組み込むことにより、高度な解析にも対応することができます。
  3. 設計者が最も必要とする設計空間の探査(パラメータスタディ)が容易になります。
  4. システムの中にこれまで蓄積してきたノウハウや解析モデルの適用範囲に関する指針を組み込むことができるため、解析の初心者が使っても信頼できる結果を得ることができます。
  5. 計算ジョブのサーバーへの投入やデータ転送、分散処理などITに関わる知識はほとんど必要ありません。
  6. データ管理機能を持たせることで、データ管理の手間を省き、データを簡単に再利用することができます。
最近のトレンドは、自動化システムにmodeFRONTIERのような解析データマイニングツールを組み込み、原理原則を形式知として設計者に明示することです。これは、最適設計にとって非常に有効な手段となり、CAE・CFDの能力をより一層発揮させることが可能となります。
弊社は、構造、熱流体、1Dシステムレベル、制御、最適化、各種プリポスト及び連成ツールまで、多様なCAE・CFDソフトウェアを取り扱っています。また、海外の子会社を含めて約200名の様々な解析分野に精通する技術者を擁し、常にお客様にとって最良な解析ソリューションをご提供する体制を整えています。CAE・CFDはモノづくりのイノベーションに有効なツールだと言われて久しいですが、CAE・CFDの利用・運用にもイノベーションが求められています。弊社はこれからもCAE・CFD技術イノベーションを追及し続け、お客様のお役に立てるよう精進する所存です。

さて、「IDAJ CAE Solution Conference 2015」は、来る11月18 日(水)・19 日(木)の二日間、横浜ベイホテル東急(神奈川県横浜市)にて開催いたします。
今年も弊社が販売している商品「GT-SUITE」・「FloTHERM」・「iconCFD」・「modeFRONTIER」・「CONVERGE」・「xMOD」・「MpCCI」等に関して、多くのお客様からの事例発表に加えて、開発元や弊社から開発計画や技術トピックスについて詳しくご紹介させていただきます。
各商品をご利用のお客様はもちろん、これからCAE・CFDを導入されるお客様、現状のCAE・CFDの見直しをご検討中のお客様には是非カンファレンスにご参加いただき、多業種における取り組み事例や新しい技術・トレンドの情報収集、またCAE担当者の皆様との交流の場として大いにご活用いただければ幸いに存じます。
皆様のご来場を、社員一同心よりお待ち申し上げております。


2015年 10月
株式会社 IDAJ
代表取締役社長 徐 錦冑

page top