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Renault F1 Team コンストラクターズ・ワールド・チャンピオンシップ 2年連続獲得 “チャンピオンの選択” ~STAR-CD/STAR-CCM+~

このたび、株式会社シーディー・アダプコ・ジャパン(以下 CDAJ)が、日本国内ならびにアジアで販売している汎用熱流体解析プログラム「STAR-CD/STAR-CCM+」(開発元 CD-adapco:英国・米国)を、2001年からエンジンならびに空力の計算分野で、利用しているルノーF1チームが、見事、コンストラクターズ・ワールド・チャンピオンシップを獲得しました。

ルノーF1チームのフェルナンド・アロンソは、FIA(国際自動車連盟)フォーミュラワン(F1)ドライバーズ・ワールド・チャンピオンシップの栄冠に2年連続で輝きました。CD-adapco、友人でありパートナーであるルノーF1チームに心からお祝い申し上げます。

10月22日日曜日、いつもどおりに暑かったこの日、ブラジル・サンパウロで、弱冠25歳のスペイン生まれのこの若者は、ブルーとイエローに彩られたマシン"R26"を操り、F1史上最も若い、2年連続の世界チャンピオンとして、シーズン14回目の表彰台にあがりました。

アロンソは、今シーズン中盤のスペイン・カタロニアGPからカナダ・モントリオールGPまでの4戦で連続優勝(ルノーF1チームの今シーズン通算8勝に貢献)し、2度目の世界タイトルがかかったブラジルGPに臨みました。強いプレッシャーの中でも、いつものクールなドライビングは変わらず、結果を疑う余地はまったくありませんでした。結局、アロンソは2位でドライバーズ・ワールド・チャンピオンシップを獲得し、チームメイトのジャンカルロ・フィジケラは6位で、共にルノーF1チームの2年連続コンストラクターズ・ワールド・チャンピオンシップの獲得に大きく貢献しました。

Team

CD-adapcoは、2001年以来、ルノーF1チームに先進のCAEソフトウェアを提供しています。 R26のエンジンとシャーシの設計には、世界をリードするCD-adapcoの数値流体力学(CFD)ソフトウェア、STAR-CDとSTAR-CCM+が採用されています。驚くべきことに、ルノーやトヨタはじめ、2006年シーズンの全獲得ポイントの約7割が、空力/エンジン・シミュレーションにSTAR-CDまたはSTAR-CCM+を使用したチームが獲得したポイントでした。F1で最も成功を収めているCFDサプライヤーは、明らかにCD-adapcoだと言えるでしょう。

ルノーF1チームのマネージング・ディレクターフラビオ・ブリアトーレ氏は、次のように語っています。「CD-adapcoの貢献はチーム全体に重要な役割を果たしました。チームを代表して、2年連続のドライバーズ/コンストラクターズ・ワールド・チャンピオンシップ獲得に協力してくれたCD-adapcoの価値ある貢献に対し、感謝申し上げたい。」

ルノーF1チームの勝利は、CD-adapcoの持つ先進のCAEテクノロジーを、設計プロセスに組み込めばメリットを得られることを、完璧な形で証明しました。CD-adapco President Steve MacDonaldは次のように述べています。「F1の世界と同様、産業界における成功は、各部門や、各設計・製造段階での小さな利益の積み重ねによって得られるものです。競争が激化する現在の産業界では、CD-adapcoのCAEテクノロジーを設計サイクルの初期段階に取り入れるかどうかが、勝者と敗者を分けることになると言えます。我々は、ルノーを最も大切なパートナーの1つであると考えており、また、まさに設計初期の段階からルノーF1チームと関わりを持ち続けていることを誇りに思います。」

*本文中に記載の会社名、商品名、サービス名等は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
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