modeFRONTIER
Toolbox
Excel/modeFRONTIER 解析テンプレート
「Excel/modeFRONTIER 解析テンプレート」は、Microsoft Excel(以下Excel)からmodeFRONTIERをバックグラウンド実行するツールです。設計現場や開発現場において、最適化、パラメータスタディを加速するためのツールとして開発されました。利用者はmodeFRONTIERのオペレーションを行わず、Excel上のオペレーションだけで事前に準備されたmodeFRONTIERのワークフロー(.prjファイル)を呼び出し、変数の範囲を設定しシミュレーションを実行することができます。最適化の設計展開、MBD(Model Based Development)推進に欠かせないツールです。
GUI
特徴
- 使い慣れたExcelを利用するため操作が簡単
modeFRONTIERのユーザーではない設計者や実験担当者が、Excel上でパラメータの数値を変更するだけで、多目的最適化を実行することができます。寄与度評価など、modeFRONTIERの多彩な結果処理機能を活用して設計者が結果を評価し、設計に活かすことができます。 ほとんどの方が利用しているExcelをベースにしているため、導入コストを抑えることができます。 - ナレッジを共有し有効活用
CAEチームの解析エキスパートが培ったナレッジを活用したベースモデルを利用するため、設定間違いが発生しづらく、modeFRONTIERと連成ツールを接続するためのスキルが不要です。つまり、modeFRONTIERの操作方法をご存知なくても、すぐに多目的最適化を実行できます。 - ユーザーの増大や機能強化に柔軟に対応できる拡張性
Excelのベース機能を利用して、解析実行ログ採取、結果処理追加など、追加開発によるシステムの拡張にも柔軟に対応できます。
機能
- modeFRONTIER .prjファイルの呼び出し
- 入力変数の範囲指定
- 入力変数の定数化
- 出力変数選択
- 拘束条件設定
- 目的関数設定
- DOEデザイン数設定
- 解析デザイン数設定
- modeFRONTIERのバックグラウンド実行
稼働環境
- お問い合わせください。
modeFRONTIER Toolbox for Adams Car
「modeFRONTIER Toolbox for Adams Car」は、Adams CarとmodeFRONTIERの連成をより簡単に便利にするために開発されたツールです。Adams Carのサブシステムを可視化し、必要なパラメータを選択・抽出することができます。また、結果ファイルから評価対象となるデータを設定することによって、modeFRONTIER用のインターフェースファイルを作成します。 複雑なファイル構造を持つAdams Carのワークフローを単純化し、大量の変数も短時間で設定することができます。
GUI
機能
入力変数設定
- busファイル差し換え
- busファイル内、軸毎のカーブ差し換え
- mnfファイル差し換え
- タイヤ情報、ドライバーコントロール情報、道路情報からの解析ケース生成
出力変数
- reqファイルからの情報取得
- 出力評価期間の設定(10秒後から30秒後までの結果で評価する。等の設定が可能)
- 出力評価方法の選択(出力期間における最大値、最小値、平均値の設定が可能)
機能
- お問い合わせください。
modeFRONTIER Toolbox for ASMI ver1.0
「modeFRONTIER Toolbox for ASMI」 は、Autodesk Simulation Moldflow Insight(以下ASMI)とmodeFRONTIERを連成させた最適化計算において、目的関数として設定することが難しかったウェルドラインやエアトラップの発生抑制部分もしくは許諾部分を、簡単な操作で指定するために開発されたユーティリティツールです。
機能
入力変数設定
- ASMIファイルの読み込み
- GUI上のマウス操作で、ウェルドライン(エアトラップ )発生抑制領域を選択
- ウェルドラインやエアトラップの許諾あるいは禁止場所イメージの作成と描画
- 解析から求められたウェルドライン、エアトラップの発生箇所を独自の手法で数値化
各種カスタマイズのご相談を承ります。
本ツールをコアテクノロジーとして、さらにASMIで最適化計算が実施しやすいように、お客様の要望に応じた各種カスタマイズGUIの作成を承ります。
お気軽にご相談ください。