Talk member
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代表取締役社長中嶋 達也
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2022年入社 営業職M.O
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2021年入社 技術職Y.N

“ 中嶋さんの学生時代と社長就任 ”

Y.Nさんとは、日頃、あまり話す機会がなかったので、こういった場はとても新鮮です。堅苦しくならず、自然体のY.Nさんのままで、何でも聞いてください。

はい!今日の対談をとても楽しみにしていました。

私は、中嶋さんが社長に就任する前から関わりがありましたが、知らない一面もたくさんあるので、今日はたくさんお話しできたらと思っています。まず、中嶋さんは学生時代をどのように過ごしたのか、どのような経緯でIDAJに入社したのか、とても気になります。

学生の頃ですか。記憶が曖昧な部分もありますが、小学校の頃から理科が大好きで、大学に行くなら理系だと早い段階で決めていました。特に宇宙や飛行機に興味があり、中学・高校では天文部でたくさん星の写真を撮っていました。その後、大学では航空宇宙工学を学び、アメリカンフットボール部にも所属。研究とスポーツを両立させていました。
そのまま大学院に進学することも考えていたのですが、偶然知り合いから「アメリカの大学院に行ってみたら?」と勧められ、不安もありましたが思い切ってその道を選びました。英語は得意ではなかったので、大学に併設されている英語学校で3ヶ月間集中的に学んだ後に、大学院に進学いたしました。
そこでシミュレーション技術に出会ったんです。きっかけは、私の指導教授の前職が航空機エンジンを作る企業のシミュレーション技術の研究者で、当時の話をたくさん聞いたことでした。シミュレーションの仕事をしていた方から直接聞くお話は本当に興味深く、私もその分野に強く惹かれ、将来シミュレーションに関わりたいと考えるようになりました。

シミュレーションとの出会いは大学院だったんですね。知りませんでした。

そうなんです。だから帰国後はシミュレーションをしたいという気持ちで一心に、仕事を探しました。その後、知人から「あなたに合いそうな会社がある」と紹介されたのが、のちのIDAJとなる前身の会社でした。当時はまだ小さな会社でしたが、迷いなく入社を決めたのを覚えています。それからはお二人もご存知のように27年間エンジニアとして業務に携わり、昨年社長に就任しました。私が社長に就任した時、どのように思いましたか。

違和感なく受け入れられました。中嶋さんの技術力は私含め皆尊敬していますし、徐さん(※現会長)の考え方や信念を大切にしながらも、新しい時代に向けた変化が始まっていると感じました。就任前に一度だけお食事の場でお話しさせていただいた際には、部署のメンバー一人ひとりを家族のように想っていて包容力があるお方だなという印象でした。IDAJのお父さんのような存在になる社長だと思っています。

そうなんですね。嬉しいです。私は徐さんがもう少し社長を続けるのかなと思っていたので、このタイミングでまさか自分が社長をやるとは考えていませんでした。社長に就任することを打診された時は、驚きのあまり入社して以来一番大きな声が出てしまいました。

“ 「IDAJで働きたい」と思ってもらえるような会社にするために ”

中嶋さんがこれまで積み重ねてこられた実績を見ていると、社長就任はとても自然に感じていますが、どのような方向性で会社を進めていこうと考えていらっしゃるのかまだお聞きしていなかったように思います。これからのIDAJを、どんな会社にしていきたいとお考えですか。

その点については、ちょうど今、社内でさまざまな議論を進めているところです。中でも大きなテーマとなっているのが、「シミュレーションを学んでいる人や、それを必要としている人たちにとって、真っ先に思い浮かべてもらえるような会社になるにはどうすればいいか」ということです。
もう少し具体的に言うと、私たちはシミュレーション分野でお客様にとってのNo.1パートナーを目指しています。その目標に向けて、5年後にはIDAJの売上を今の2倍にしたいと考えています。もちろん、ただ数字を追うだけでは意味がありません。売上の「中身」、つまり、どれだけ価値ある仕事をしているか、お客様にどれだけ貢献できているかという部分を大事にしていきたいと思っています。

売上を5年で2倍にするという目標を実現するには、当然、それを支える人材の数も増やしていく必要がありますね。そう考えると、これからのIDAJにとって「採用」は非常に重要なテーマだと思います。ただし、新しい仲間を迎えるだけでなく、今いる社員一人ひとりが自分らしく、働きやすい環境を整えていくことも同じくらい大切だと思います。そうした環境づくりができれば、自然と目標に近づいていけるのではないでしょうか。

そうですね。社内の業務をより効率的に、スマートに進めていくための仕組みづくりも進めていくことで、一人ひとりが力を発揮しやすい環境を整えることが、これからのIDAJの成長にとって、とても大切だと思います。

“ 気遣いとユーモアで溢れた仲間たち ”

IDAJでは、上司から部下を飲み会に誘うより、部下から上司を誘う方が多いですね。

私はお酒を飲めない体質なので、ソフトドリンクばかり飲んでいます。常にシラフですが、仕事の話を熱く語らう際はとても刺激を受けています。それから、半年に1度の定例的な会社の打ち上げや、3ヶ月に1度行う部署単位のレクリエーションは、会社から補助が出るので参加しやすいです。レクは飲み会に限らず、ボーリング大会やクルーズディナーなど、自ら企画することができるので、これも楽しみの1つです。

実は今日、M.Oさんのチームが飲みに誘ってくれたんです。久しぶりで楽しみですね。なんで誘ってくれたんですか。

もちろん、IDAJの未来について、社長から熱い想いを直接聞きたかったからです!あっ、今日の飲み会はコミュニケーション補助ではないので、中嶋さんのおごりですかね?

それは聞いていませんでしたが、まあ、そうしましょう。(笑)

(笑)こんなふうに中嶋さんをはじめ、上の世代の方々はとても気遣いをしてくださる方やユーモアのある方たちばかりで、会社の雰囲気はとても和やかで良いと思います。

就職活動をする中で、会社の「人」を重視している新卒の方はたくさんいらっしゃると思いますが、IDAJはそこを心配する必要は全くないです。この温かい雰囲気をぜひ体感してほしいなと思います。
