入社までの経緯を教えてください
中学生の頃から、シミュレーションで表現されたカラフルな結果に直感的に魅力を感じていました。物理や数学自体が特別好きだったわけではなく、流体の動きやそのシミュレーションに美術的な「かっこよさ」を感じており、この興味がきっかけで、機械系の分野を目指すようになりました。
大学では流体力学を専攻し、その延長で気象予報士の資格も取得しました。就職活動では、漠然と「名前の知られた機械系の会社に行くんだろうな」と考えていたのですが、なんとなく「シミュレーション」というキーワードで検索してみたところ、IDAJ を偶然見つけました。20 年前の当時はメディアで取り上げられることも少なく、シミュレーションを仕事にできることは全く想定していなかったので、IDAJ を見つけたときは運命を感じました。「ここなら、自分がやりたいことができる」と感じ、迷わずエントリーしました。現在も、中学生の頃に抱いた夢を形にできているという実感があります。
印象に残っているお仕事を教えてください
印象に残っているのは、お客様先に常駐し、プロジェクトメンバーとして開発に携わった経験です。自社とは異なる文化や価値観に触れる中で、多くの気づきがあり、視野が大きく広がりました。IDAJ にいながら大会社に入社した形で、豊かな人生経験をさせてもらっています。こうした学びの機会は常にあり、入社から20年以上経った今でも、挑戦と成長の毎日です。

IDAJの魅力を教えてください
IDAJの魅力は、少し挑戦的な課題を通じて、自分のスキルを自然に引き上げられる機会を提供してくれるところです。この点は、常に最先端技術に従事されているお客様と仕事をさせていただいていることに由来しています。いつでも成長できる環境が整っており、その中でもがき楽しみながらスキルアップできる点が魅力だと感じています。
また、若い社員の気づきや意見も会社としてしっかり尊重しているところも大きな特徴です。入社して1〜2年の若い社員でも、学生時代に学んだ新しい知識が仕事で役立つ瞬間が必ずあります。だからこそ、経験豊富な社員たちも若い社員の意見を大切にしていて、その意見が反映されたシステムがお客様に喜ばれることもあります。年齢に関係なく、若い社員の意見を尊重する風土がしっかりと根付いているので、そういった意味では風通しのいい職場だと思います。
新入社員のフォロー体制について教えてください
入社して最初の1年間は「里兄」「里姉」と呼ばれるバディの先輩がつきます。この制度を通じて、メンタル面や仕事での悩みもサポートしている体制が整っていますので、安心して仕事を始めることができると思います。実務については、早い段階から挑戦していただくこともありますが、その際も先輩がしっかりサポートし、横で支えてくれるので、無理なくスキルを身につけながら成長できる環境です。

どんな方がIDAJに向いていると思いますか
継続的にビジネスを広げていく、新しい価値を提供していく IDAJ では、どんどん挑戦し、失敗しても改善しながら成長していける力がある方だと思います。IDAJ では、経験が浅くても、自分から手を挙げれば、挑戦する機会が与えられます。とは言え、キャリアがまだ少ないうちは分からないことがあって当たり前。それでも、失敗を恐れずポジティブに取り組む気持ちを大切にしてほしいですね。
最後に学生に向けてメッセージをお願いします
まずは、一度会社説明会に参加してみてください。IDAJがどのような会社なのか、シミュレーションがどのように社会に役立っているのかを、きっと理解していただけるはずです。そして何より、私の説明を聞けば、思わず「うん、納得!」と頷きたくなるような、面白さを感じていただけること間違いなしです!