入社までの経緯を教えてください
大学では、宇宙や海洋の構造物に関して研究するコースに所属し、今考えると本当に初歩の初歩的なレベルだけでしたがコンピューターシミュレーションにも少しだけ取り組んでいました。最先端の技術に関わる仕事に就きたいと考え就職活動をしていたときにIDAJを知りました。
当時のIDAJは、設立から8年目ほどの若い企業でありながらも非常に勢いがあり、これから成長していく可能性を強く感じました。また私が就職活動をしていた20年前は、今のようにコンピュータが広く普及している時代ではなかったので、そうした時代にコンピュータ技術を活かせる仕事に就けることは、なかなかないチャンスだと思い、IDAJへの入社を決めました。
入社当時のことは覚えていますか
実は、最初は技術職で応募していたんです。それでも営業職にチャレンジすることを決めたきっかけは、採用フローの中で会社から提案を受けたからです。採用担当の方から「営業は浅くても良いから広く、技術は狭くても良いから深く」といったアドバイスをいただき、広範囲に興味を持つ自分には営業職に適性があるのかもしれないと思い直しました。とはいえ本当にできるのか、不安も大きかったのが正直なところです。それでもその不安を乗り越える中で、少しずつ営業職の面白さややりがいを感じられるようになり、今ではあの時の自分の選択は間違っていなかったと思うことができています。

苦労したことはありましたか
入社当初、IDAJはまだ若い会社で、今のように整った研修制度はありませんでした。そのため、入社後すぐに大手企業への営業を担当することになり、とても大きなプレッシャーを感じていました。ですが、その経験が自分を成長させてくれたことは間違いないです。まだ知識も経験も浅かった自分に対して、お客様や先輩方が一から細かく教えてくださり、そのおかげで少しずつ業務をこなせるようになりました。営業の現場での学びはとても多く、苦労しながらも、その分得るものが大きかったなと思います。今はしっかりとした制度も整備されてきていますので、これから入社する方々は心配することなく、安心して入ってきてほしいです。
IDAJならではの魅力はどんなところですか
IDAJの魅力は、さまざまな業界や業種と関わることができる点だと思います。私が学生だった頃、たくさんの業界の中から一つを選ぶのは非常に難しいことだと感じていました。しかし、IDAJはいろいろな業界に触れることができるため、広く浅くたくさんの仕事に携わることができます。こうしたお仕事はなかなかないと思います。自分がどんな業界に向いているのか決めきれない学生や、私のように幅広い分野に興味がある学生は仕事を楽しめると思いますよ。

今後の目標を教えてください
今後さらに事業の領域を広げ、もっと世の中の役に立っていきたいと考えています。また当初は、理系の学生が多く採用されていましたが、現在では学んだことにとらわれず、個人の能力を会社全体で評価し、チャレンジを応援する風土が少しずつ根付いてきています。今はまだ理系の社員が圧倒的に多いですが、今後は文系の方々も積極的に採用し、より多様な視点を持ったチームを作り上げていきたいと思っています。
最後に学生に向けてメッセージをお願いします
日本はものづくりの国。そしてIDAJはその一端に間接的に関わることができるとても魅力的な会社です。直接ものづくりを手がけるわけではありませんが、数年先の最先端に触れることができるので、日々の仕事に大きな楽しさがあります。また、世の中の役に立っているという誇りを持てることが、仕事のやりがいにもつながります。
IDAJにはたくさんのチャンスがあり、キャリアが浅くても「チャレンジしたい」という気持ちを尊重してもらえます。実際に大活躍している若い社員も多くいますので、ぜひそのチャンスを活かしてください。一緒に頑張りましょう。