CONVERGE Session
Introduction
オートノマスメッシング熱流体解析プログラムCONVERGEは、流体解析の”できない”を”できる”に変えてきました。その最たる実績がエンジン筒内解析であり、シミュレーション利用の革新的ブレイクスルーをもたらしました。
昨今は、燃費や熱効率向上に加え、カーボンニュートラル達成に向けた燃料の変更やエネルギーミックスという社会課題解決に向けて広く活用されています。特にここ1年は、お客様との会話やコンサルティングを通して、「シミュレーションが実験に先立って実行される」場面が劇的に増えていると感じます。
エンジンテーマに限らず、環境制約によって実測が困難なもの、燃料ミックスなどバリエーションが無限にあるもの、各種規制への対応やコンセプト実証段階での机上検討など、弊社では皆様のものづくりに真にお役立ていただける具体的な場面を想定しながら、日々技術を磨いております。
本年のCONVERGEセッションでは、エンジン以外のテーマで2件の発表があります。東芝様からは、リチウムイオン電池の安全性要求のための類焼予測技術、マツダ様からは、駆動系ギアの気流や潤滑油挙動の解析技術についてご発表いただきます。エンジンテーマでは、水素、eFuel、混焼、副室燃焼、壁面熱伝達と、技術的に難しい、多岐に渡る課題への適用実績についてご発表いただきます。
当イベントでは、幅広いテーマでの活用実績を一気にご聴講いただけるとともに、開発元のConvergent Science、弊社エンジニア、そしてユーザー様同士の交流の中から、新たなブレイクスルーへの気づきが生まれることを期待しています。
会場にて皆様にお目にかかれますことを楽しみにしております。
モデリング・ソリューション本部 解析技術1部 部長 水島 潤
プログラム
*それぞれのご講演の後に質疑応答の時間を設けております。(約5分~10分)
*プログラムは予告なく中止・変更となる場合がございます。
*英語のご講演では同時通訳サービスをご提供します。
| タイトル | 講演者 | |||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10:00-10:10 | 開会のご挨拶 | IDAJ | ||||||||||||||
| 10:10-10:40 | 水素火炎の消炎時熱損失予測モデルとCHTを用いた、水素エンジンのノッキング予測
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三菱重工業 株式会社 様 | ||||||||||||||
| 10:40-11:10 | CONVERGEを用いたカーボンニュートラルに向けた e-fuel における燃料性状の感度解析
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学校法人 早稲田大学 様 | ||||||||||||||
| 11:10-11:40 | パッシブ型副室ガソリンエンジンにおける副室諸元が主室混合気の着火・燃焼過程に及ぼす影響
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株式会社 SUBARU 様 | ||||||||||||||
| 11:40-13:10 | 休憩・ネットワーキング | |||||||||||||||
| 13:10-13:40 | CONVERGE applications in the world*English Lecture
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Convergent Science 様 | ||||||||||||||
| 13:40-14:10 | CONVERGEとGT-SUITEを活用した電池モジュールの耐類焼評価
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株式会社 東芝 様 | ||||||||||||||
| 14:10-14:40 | はすば歯車の高回転環境下におけるPIV気流検証と強制潤滑オイル挙動検証
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マツダ 株式会社 様 | ||||||||||||||
| 14:40-15:20 | 休憩・ネットワーキング | |||||||||||||||
| 15:20-15:50 | CONVERGEによるバッテリーパックの安全性予測
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IDAJ | ||||||||||||||
| 15:50-16:20 | 噴霧の干渉がディーゼルエンジン燃焼に及ぼす影響
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株式会社 いすゞ中央研究所 様 | ||||||||||||||
| 16:20-16:50 | カーボンニュートラル燃料対応SIエンジン開発のための燃焼シミュレーション技術構築
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三菱自動車工業 株式会社 様 | ||||||||||||||
| 16:50-17:20 | CONVERGE future development plan*English Lecture
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Convergent Science 様 | ||||||||||||||
| 17:20-17:30 | 閉会のご挨拶 | IDAJ | ||||||||||||||
