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「シミュレーションと最適化技術を用いた 機能安全コンセプト策定手法」のご提案(その1)

皆さま、こんにちは。

IDAJの小川です。

 

弊社では、自動運転車開発を前提に、ISO26262の開発プロセスにおけるPart 3.コンセプトフェーズにおいて、シミュレーションや最適化技術利用の可能性をご提案しています。

下図に示すように、弊社では、Part 4.のシステムレベルの開発、Part 5.ハードウェアレベルの開発、Part 6.ソフトウェアレベルの開発で使用するCAEツールを多く扱っており、これらのツールをPart 3.のコンセプト設計、特に機能安全コンセプトの策定にも利用できるものと考えています。

自動運転車開発では、ISO26262への対応に加え、様々な運転状況を想定した機能安全コンセプト策定やシステム検証といった性能限界の検証が必須で、すべてを実車で検証することは非常に困難です。そこで重要となるのが、シミュレーションの活用です。機能安全コンセプト策定時のシチュエーション解析、ハザード特定、策定後のシステム検証に最適化技術を組み込んだシミュレーションを適用することで、外部環境との相互作用によって発生するマルファンクションを効果的に特定・検証します。機能安全コンセプトの有効性を開発の初期段階に検証することによって、手戻りではなく再帰的(Recursion /Iteration)な開発を加速するといった効果を期待することができます。

Vプロセスソリューション

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次回は、「安全ライフサイクルとシミュレーションについて簡単にご紹介します。

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株式会社 IDAJ 営業部
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TEL: 045-683-1990