オープンソースCFDのメリットと課題

オープンソースCFDのメリット

オープンソースCFDは無償で提供されており、またオープンコードであるため、ユーザー様の真の資産となります。
お客様の投資は、テーマごとの技術開発、保守、技術サポート、システム化等に集中させます。ソースコードでのご提供となりますので、技術開発、自動化、システム化、他ソフトウェアとのリンクが簡単です。技術サポートを提供するベンダーも自由競争となるため、適正なマーケット環境から選択することができます。

オープンソースCFDの課題

ユーザー自身での習得、デバッグ、改良、システム構築、利用者展開を行う必要があります。また、誰もが使いやすいようにコードやGUI、操作フローなどが洗練されているわけではありません。
例えば、ソルバーコードだけでも80種類以上あり、多くのバラメータ設定を必要とし、また、ドキュメント類も整備されていません。 ソルバーは、商用CFDソフトウェアほど強力ではなく、メッシャーは、ラフさ、メッシュ品質において商用CFDソフトウェアに劣ります。
さらに、数値解析を有効に活用するためには、ソフトウェアの操作技術だけでは足りません。そこには適用技術や知識・経験に基づくノウハウなどが不可欠です。 コードを理解し、デバックや機能向上とバージョンアップ対応、物理モデルの組込みとカスタマイズ、マニュアル作成、利用者の技術サポートとトレーニングなどは、ユーザー様ご自身での対応が求められます。問合せ先も、ソフトウェアベンダー1社のみでなく関係する世界中の窓口が対象です。

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