【今日のANSYS】いちご用包装パックとCFD
皆さま、こんにちは。
IDAJのANSYSプロダクト担当の河口です。
CAEやCFDが世の中の役に立っている情報や興味を引く適用事例などの情報を、ANSYS, Inc.及びアンシス・ジャパン株式会社発行の情報誌「ADVANTAGE」の記事を中心にご紹介させていただきたいと思います。
今回は、農林水産研究情報総合センター様がWebサイトで公開されている「数値流体力学を用いた青果物包装容器内の空気の流れ解析」の概要をご紹介します。社内でいち早く展開したら、ものすごく反響が大きくて驚いた話題です。
まったく関係ありませんが、弊社中部支社があるのは「いちご名古屋ビル」です。
いちごなどの青果物を入れるダンボールの形状検討にCFDを適用した例です。
果物の包装容器には、迅速かつ均等な空気流れを確保する機能が求められる
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理想形状を検討するためには、容器の試作と評価を繰り返す膨大な時間と手間がかかる
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従来の評価をCFDに代替すると、効率的かつ迅速に高性能な容器形状を見出すことができる
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同センターはFluent(現ANSYS Fluent)を用いて、いちごの包装容器ダンボールのどこに穴空ければよいかを検討
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ダンボール内の風流れが可視化でき、形状検討に役立った
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今後もより良い形状の検討を重ね、包装容器の改良を目指す
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いつでも採れたてフレッシュなイチゴが食べられるようになる!(予定)
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