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車室内環境で要求されること、とは?!

皆さま、こんにちは。

IDAJの営業部:担当Aです。

 

新型コロナウイルス(COVID-19)感染症対策の一環として、電車やバス、タクシーなどでは窓を開けて換気しながら運航されることも珍しくなくなってきました。私自身、車内環境については、暑いか寒いか、後は臭いなど、さほどこだわりがなかったのですが、改めて、車内環境に対して関心が高まっているのではないでしょうか?

実は、多くの自動車をはじめ、電車やバスといった製品に対しては、性能要求の一つとして快適性能が求められています。今回は特に、その車室内環境についてのお話です。

 

車室内環境で要求されること、とは?!

以下に限ったことではありませんが、主に次のような項目が車室内環境には求められると言われています。

 

  • 速度場(特に乗客周辺の最大速度)
  • 温度場(特に乗客周辺の温度勾配)
  • 湿度
  • 空気齢、換気効率
  • 予測平均温冷感申告(PMV)、予測不快者率(PPD)
  • 汚染物質拡散と除去
  • 火災や煙の検知

 

最新の熱流体解析手法を採用しているオープンソースベース汎用CFDソフトウェア「iconCFD」は、航空機や鉄道車両、自動車などの車室内環境の評価が可能で、ミキシングや再循環システム、車室内の気流パターンの調査などといった用途に使用されています。

上にあげた各項目についてiconCFDを用いて精度良く評価することで、車室内の乗客・乗員の快適性向上にお役立ていただくことができます。

◆計算コスト対策にもiconCFDを!

車室内の熱や流体の予測は、大規模な計算の部類に針いますので、精度良く計算しようとすると計算負荷があがります。もちろん、ハードウェアの性能が著しく向上していますが、それでも大規模な計算やパラメータスタディの多い大容量の計算を実行するにはハードウェアのコストだけでなく、ソフトウェアにも決して少なくないコストがかかります。

iconCFDでも手法構築などの一定の初期投資は必要なのですが、一度それらを整備してしまえば、ソルバー実行数とCore数は無制限という大きなメリットがあります。ぜひiconCFDを、大規模な計算を必要とするテーマにご活用ください!

 

事例出典(Icon Technology & Process Consulting Ltd.):航空機における車室内空調解析例

 

 

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