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営業部通信:料理が苦手な私のちょっとした悩み

皆さま、こんにちは。

IDAJ営業部:担当gです。

私は社会人になってから一人暮らしを始めました。実家からIDAJの本社がある横浜へは、通えなくはない距離なのですが、通勤時間の節約、責任感向上と自己研磨のために親元を離れ、できる限り自分の力で生活できるようにと一人暮らしを決意しました。

私の新居があるエリアは、大規模な病院、学校、保育園、幼稚園があるファミリー層が多い住宅街です。ご近所の方々とも(今のところは)問題を起こすことなく、心穏やかな日々を過ごしています。

 

同期や同僚でも一人暮らしをしているメンバーが多いので、ふとしたときに、一人暮らしで困っていることが話題に挙がることがあります。その会話の中で感じるのは、自分は皆さんと比べて圧倒的に食事と自炊に手を抜いているな~ということです。

最近は、料理に凝って趣味化したり、節約のために自炊する人が増えたと言われていますが、IDAJでもお弁当を自作して持参するメンバーが多くいます。皆さん、翌日のお弁当や夕食のおかずを、複数の鍋やフライパンを使って調理されているというのです。味に無頓着な上に面倒臭がり屋の私には考えられません。私にとって鍋やフライパンを使った料理は、時間と光熱費がかかる上に、洗い物が増えるという三重苦でしかなく、極力避けたい・・・。特に洗い物が好きではないので、お皿はできるだけ使いたくない。そのため最近はもっぱら、「納豆ご飯・お茶漬け・とろろご飯」のローテーションで強引に乗り切ろうとしています。

これら3つの料理(?)をここ数か月(頑張って!)継続してきて、「これ何とかならんのかな?!」と感じていることがあります。それはとろろの“すりおろし”に関することです。

私はすり鉢のような素敵なものは持ち合わせていませんので、スライスや千切りなどの用途でも使える、いわゆるスライサーを使って、黙々と長芋をすり下ろします。しかし、テンポ良くすっているとろろが、すんなりと受け皿に落ちず、上部のワークスペースに溜まり続けるため、途中何度かスライサーをひっくり返しては、トントン・トントン、日によってはドンドン・ドンドン、とろろを受け皿に落とさなければなりません。これが、ちょっとしたストレス。とろろの粘度が高いことは仕方ないとして、スライサーに傾度がほぼないことが要因ではないのかと疑っています。ちなみにとろろの粘度は品種や温度、コンディションにもよりますが1,000~3,000mPa・s程度だと言われています。これはシャンプーやトンカツソースと近いのですが、私の感覚としてはもっともっと粘ってます、というか粘っていて欲しい!

私は今年入社したばかりの新入社員。粘度と聞くと、IDAJがご提供している粘性・粘弾性流体解析ソフトウェア「Ansys Polyflow」を思い出します。とろろのすりおろしがシミュレーションでできるものか、先輩に聞いてみました。

とろろは粘弾性流体(そもそも流体なのかという疑問はひとまず無視させてください)であるため、とろろの流動性やスライサー受け皿への落下性能をシミュレーションするにはやはり、Ansys Polyflowが最適とのこと。

Ansys Polyflowを用いた代表的な解析例

Ansys Polyflowを用いた代表的な解析例

 

残念ながらとろろではありませんが、“魚のすり身”の容器充填をシミュレーションした例を見つけました!

 

 Ansys Polyflowは、最近のバージョンアップでGUIが刷新され、また結果処理テンプレートが実装されるなど各段に使いやすくなっています。またAnsys CFD PremiumやAnsys CFD Proでも一部の機能がご利用いただけます。ここに掲載している事例の詳細、粘性・粘弾性流体解析でお困りのことがございましたらお気軽にご相談いただけますと幸いです。

 

とろろの流動性や受け皿に効率的に落ちる構造に関しては、Ansys Polyflowを用いて検証し最適化していくことで、私の私生活の問題は解決していくのかなと想いを馳せながら、今夜もスライサーで長芋をすりおろし、「とろろご飯」を食して、粘り強さを向上させたいと思います。そしていつかは”Myすり鉢”を手に入れたい・・・。

最後までBLOGを読んでいただきありがとうございました。粘弾性流体シミュレーションをはじめ、各種MBD・CAE技術に関してご質問等がございましたら、お気軽に弊社までお問合せくださいますようお願いします。

 

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