熱流体解析プログラム「CONVERGE」の新しいテーマでの活用のために:オイルかきあげ解析
皆さま、新年あけてましておめでとうございます。
IDAJの水島です。
本年も、何卒よろしくお願い申し上げます。
今日は、熱流体解析プログラム「CONVERGE」のエンジニアである私から、こちらに続き、新しいテーマでご活用いただくための提案をご紹介します。
CONVERGEによるオイルかきあげ解析
これまで、界面が大きく動く自由表面の解析は、格子法ソルバーが苦手なテーマとされてきました。
しかし、このようなテーマでもCONVERGEであれば少ないリソースで解くことができます。
必要な形状データはサーフェスだけ
メッシュは、ソルバーが自動生成しますのでメッシュ作成に悩む必要はありません。
またv3.0からはプリプロセッサがCADファイルを直接読めるようになり、さらにアドオンPolygonicaによって接触回避修正がこれまでより簡単になります。
メッシュ制御は自由自在
CONVERGEは、メッシュをソルバーが自動生成します。
このため、粒子法では難しい軸受等の隙間流動の考慮が容易になり、気液界面などの着目点だけを高解像度化することも簡単。
液面追跡の高精度化も簡単
非圧縮性流体として解くと、計算に自由表面の傾きを考慮できるようになります。
この機能により少ないメッシュでもシャープな液面挙動を捉える事ができ、さらにメッシュ制御と併用する事で計算速度の向上も可能です。
解析内容は簡単にしかご説明していませんので、ご不明な点は下記までお気軽にお問合せください。
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