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機能安全に準拠した複雑なシステムの効率的な開発支援のために(その1)

皆さま、こんにちは。
IDAJの小川です。

今回から数回にわけて、「機能安全に準拠した複雑なシステムの効率的な開発支援のために」という記事を書かせていただきます。

まずは現状の課題とそれに対応可能な弊社のソリューションを簡単にご紹介します。

機能安全に準拠した車載システム開発の課題

ADAS(先進運転支援システム)の自動車への搭載が急増しています。 
そういった状況において、車載組込みシステムの開発コスト全体に対するソフトウェアが占める割合は、なんと約50%! 
最近では、1,000万行以上のコードも存在し、ソフトウェア規模は、今後も増大傾向にあると言えます。
●システム検証工数が膨大 
 ・環境(信号機、歩行者等の挙動) 
 ・車両状態 
 ・制御パラメータ増・適合増 
  →これらすべてを、実車で検証することはできません。
●+機能安全規格に準拠した開発 
 ・開発プロセスの構築 
 ・支援するツールの運用確立 
 ・運用に則った設計と実装 
 ・ソフトウェア規模増加に伴う検証工数増加 
 

IDAJの取り組みとご提案

機能安全に準拠した車載システムを効率良く開発するために、CAEベンダーの1社としての取組みは以下の通りです。
●モデルベース開発を機能安全準拠のプロセスでも推進する(ツール+ノウハウ)
 ・安全性設計・システム設計・論証:SysMLをカスタマイズして、
  独自のプロファイルを作成して適用する(SCADE Architect)
 ・ソフトウェア・HMI開発:機能安全規格で要求されている作業の一部を省略することができる
  モデルベース開発プロセス構築(SCADE Suite/Display/Test)
●シミュレーションを活用したシステム検証の環境をご提供し検証作業を効率化する(ツール連携)
 ・シミュレーションの環境を連携する
 ・車両全体のコ・シミュレーションプラットフォームをご提供
 ・MIL・HIL共通で実行できるプラットフォーム(xMOD)
 ・コ・シミュレーションプラットフォームを検証目的に合わせて自動実行する(modeFRONTIER)
 
ご不明な点や、ご質問がございましたらお気軽に下記までご連絡ください。
 
 

■お問い合わせ先

株式会社 IDAJ 営業部

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