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営業部通信:サンタクロースが病気になると、何が起こるのか?

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緊急事態宣言の対象が日本全国へと拡がりコロナウイルス感染拡大による影響は、先が予想できません。そんな日々のニュースの中で、気になる記事を見つけましたのでこちらでご紹介します。

季節外れではありますが・・・

もしもあのサンタクロースがクリスマスイブに感染症にかかっていた場合、どれだけの人口に病気が感染するかを数値モデルを作成してシミュレーションしたという内容です。

 

 

 

数理モデルにより感染症伝播を解析 -サンタクロースが病気になると、何が起こるのか- 概要詳細はこちら。(出典:京都大学。2019年12月9日に、国際学術誌「Medical Journal of Australia」に掲載された内容です。)

“国際的な医学学術誌のいくつかでは、ユーモアがあり皮肉の効いた研究を特集として企画することがあります。”と冒頭に記されている通り、対象がユニークでファニーなだけで、その研究成果は大変重要なものです。今後の感染症拡大をシミュレーションするための研究分野と一つだと言えるのではないかと思います。

本研究では、感染症のアウトブレイクを引き起こすスーパー・スプレッダー(例外的に非常に多くの人に病気をうつしてしまう極一部の少ない感染者)の影響がどの程度であるかを数理モデルによって示し、実際の状況にも還元しうる科学的知見が得られています。

ポイントは、スーパー・スプレッダーがサンタクロースであるということ。

ご存知の通り、彼はたった1人で一晩のうちに世界中の子供たちと接触しますが、サンタクロースから子供への感染確率は、果たして、一般的な大人から子供への感染確率と同じで良いのでしょうか?

仮に同じ感染確率だと仮定して試算すると、麻疹の場合は、100%の確率で世界的大流行に発展します。

私も残念ながら本物にお会いしたことがないので詳しくはわかりませんが、恐らく、サンタクロースは、真夜中に就寝中の子供たちとおしゃべりをしたり、ましてやハグをするなどの実接触はないでしょうし、1人で世界中にプレゼントを配らねばなりませんから、長い時間、子供たちの眠るベッドサイドに滞在することも許されないでしょう。したがって感染確率は大きく下がり、この場合には、大流行にはいたりません。

 

大切なことは、感染確率を下げるために、サンタクロースに対しては、こまめな手洗いとマスク着用を推奨するということです。

そう、まさに今、我々が気を付けねばならないことと同じです。

考えたくもありませんが、もし、このまま冬まで外出自粛、ましてや外出禁止などということになれば、サンタクロースも外出できず、世界中の子供達の笑顔がお預けになってしまいます。残念ながら、彼はもう我が家にはやって来てはくれないのですが、そんな辛いことだけは何としても避けたいと強く思います。

我々一人一人が「外出をしない」という行動を選択し、そして今の事態の一刻も早い収束を祈るばかりです。

 

 

 

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