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CONVERGE・MBDセッション”ミドコロ”のご紹介「IDAJ SYMPOSIUM 2023」

皆さま、こんにちは。

IDAJの中井です。

11月~12月にかけて開催する「IDAJ SYMPOSIUM 2023」には、5つのセッションがありますので、各セッションのミドコロを簡単にご紹介します。

参加費も無料となっておりますので、ご興味のあるお客様はお誘いあわせの上ご参加いただきますよう、社員一同心よりお待ち申し上げております。

CONVERGE・MBD Session ご講演者様一覧

【特別講演】NASA Dr. Michael T. Menzel

CONVERGE Session

  • 崇城大学様
  • ダイキン工業様
  • ヤンマーホールディングス様(2件)
  • Convergent Science様

MBD Session

  • オムロン様
  • デンソー様
  • 日本精工様
  • BEMAC様
  • 日立Astemo様
  • マツダ様
  • IDAJ

(順不同)

 

CONVERGE Sessionのミドコロ


エンジン筒内3次元CFDツールとして2013年からCONVERGEをIDAJで取り扱いを開始し、今年で11年目を迎えました。
ツールの歴史を振り返ってみますと、並列化効率改善による計算速度の劇的な向上、混相流や流体構造連成、バッテリー特化機能などのソルバー改良が精力的に実施され、エンジン筒内の流動、噴霧、燃焼はもちろん、完全自動メッシュ生成や解適合格子AMRによるオートノマスメッシング機能の能力を十分に発揮できる回転機器や複雑移動問題にご活用いただくことが年々増えてきました。さらに、社会的な要請を受けてxEV領域のモーター、バッテリー冷却へと適用領域が広がっています。ことエンジン領域においては、2050年カーボンニュートラルの達成に向けて、計算対象が水素、アンモニア、eFuelなどへと移行しつつも、引き続きの熱効率向上、エミッション低減に対してご活用いただいています。
本シンポジウムでは、日本のお客様から、エンジン筒内領域での新燃料を対象としたお取り組み、非エンジン領域での流体構造連成を適用した圧縮機解析、モーターコイルの油冷解析についてご発表いただきます。
また、開発元Convergent Science様からは、欧米での活用事例や今後の開発計画についてご発表いただきます。
CONVERGEは、他のCFDツールにはない、唯一無二の“とがった”特長を有するソフトウェアであり、3次元CFDの可能性を広げることができるものと確信しています。

MBD Sessionのミドコロ


商用のCAEソフトウェアが世に出てから半世紀がたちます。
CAEの黎明期では主に試作段階で発生した不具合への対処方法を検討するために使われていましたが、ハードウェアの飛躍的な性能向上と相まって徐々にその活用範囲は広がり、CAEを用いた設計評価による開発のフロントローディング、さらには1D CAEを用いたシステムシミュレーションの導入が進みました。カーボンニュートラルへ向けたさらなる技術革新が求められる中、高性能、高品質な製品をより短期間で開発するには、CAE・MBD(モデルベース開発)をはじめとするデジタルエンジニアリング技術がもはや不可欠な存在となっています。また近年では、ISO26262をはじめとする機能安全規格やAutomotive SPICEなどの標準プロセスへの対応が求められ、より上位の概念としてモデルベースシステムズエンジニアリング(MBSE; Model Based Systems Engineering)に対する期待が高まっています。
一方、設計開発の現場に目を向けると、MBDやMBSEの取り組みをはじめたものの上手く活用できていない、あるいは、いつの間にかMBDやMBSEの導入そのものが目的となってしまい取り組みが形骸化しているといった課題に直面されている企業様が多いのも事実です。
本シンポジウムの前身である2019年のカンファレンスでは、「MBDを活用した協調設計」と題して、MBDプロセスのありたい姿とそれを支える要素技術についてご紹介する特別セッションを開催しました。4年ぶりとなる本セッションでは、「CAE・MBDの効果と価値の最大化」「設計に根付いたプロセスの実現」をテーマに、航空宇宙・機械・自動車・精密機械・船舶など分野の異なる国内外の企業様から、CAE・MBDを活用した設計開発プロセスの導入と拡大に取り組まれている7名のご講演者様にご登壇をいただきます。
様々な分野におけるお取り組みのご紹介、ならびにご参加者様同士の交流を通して、取り組みを成功させるための啓蒙活動や体制づくり、シミュレーション技術の汎用化と高度化の両立など、CAE・MBD・MBSEを成功裏に導入いただくためのヒントを得る場としてご活用いただければ幸甚です。

ネットワーキングのお時間を確保しています!


昼食・午後の2回の休憩時には、ぜひご来場者様、ゲスト、IDAJスタッフとのネットワーキングにご参加ください。また、同スペースでは、IDAJご提供の製品・サービスに関する情報を掲載したパネルを多数掲示いたしますので、あわせてご覧ください。

 

 

注目のキーワード


MBD・MBSE、最適化・RPA、AI・機械学習、システムシミュレーション、CAE、構造解析、熱流体解析(汎用・エンジン・オープンソース)、SPDM・データ管理、電子機器の熱設計支援、電磁界解析・ノイズ、音響・NV、電動化、バッテリー・インバーター、要件管理、材料データ管理、ROM、パーティクルシミュレーション、機能安全・安全性/信頼性解析、カーボンニュートラル、PLM

開催形式


2つの日程で、フィジカル・オンラインのセッションを開催します。

 

開催概要


●IDAJ SYMPOSIUM 2023:2023年11月10日(金)

横浜ベイホテル東急(B2F クイーンズ グランド ボールルーム・アンバサダーズボールルーム ) Googleマップで見る

●IDAJ SYMPOSIUM [Online] 2023:2023年12月5日(火)~15日(金)

オンライン:視聴ポータルを期間限定で公開します。

対象:弊社提供のプロダクトや受託解析サービスをご利用のお客様、検討中のお客様、デジタルエンジニアリングやMBD・CAEにご興味のあるお客様ならどなたでもご参加いただけます。
※一部ハードウェアベンダー・ソフトウェアベンダー様はご参加をご遠慮いただきます。また誠に恐縮ではございますが、弊社都合にてご参加をお断りする場合がございます。あらかじめご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。

登録方法


・Webサイトから承ります。何らかのご事情でご登録が難しい場合は下記事務局までお気軽にお問い合わせください。
・お申込み内容確認後、弊社より受理案内をお送りします。

 

株式会社 IDAJ【IDAJ SYMPOSIUM 事務局】

〒220-8137
横浜市西区みなとみらい2-2-1-1 横浜ランドマークタワー37階
TEL: 045-683-1435  FAX: 045-683-1999
E-mail: IDAJ-SYMP@idaj.co.jp
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受付時間:平日10:00~17:00