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営業部通信:私の好きなイタリア

皆さま、こんにちは。

IDAJの増田です。

 

ゴールデンウィークが明けましたが、引続き外出自粛期間ということで、皆様も様々な面でご不便やご苦労、そして気づまりな面もおありかと思います。

ただ一方で、買い物や軽い運動での外出の際に周りを見回してみると、在宅勤務がそもそもできない方のなんと多いことか、と。そして、そのような方々の労働のおかげで、私が在宅勤務をさせていただけているのだと思い知らされます。ですから私自身は、今やるべきこと、できることを粛々と実践し、緊急事態宣言解除のあかつきには、より一層IDAJのお客様のモノづくりの一助となるべく、準備を怠らないでおこうと心に誓う日々です。

在宅勤務で不便に思うことは徐々になくなってきましたが、同僚とのたわいないおしゃべり(雑談⇒時にはディスカッションに発展)、ちらりと横目で見るまたは耳に入る同僚の仕事内容やひらめきなどが見聞きできないことに徐々に物足りなさを感じるようになっています。

インターネットでのショッピングとお店に行ってのショッピングの違いでよく言われるのが、「セレンディピティ(serendipity=素敵な偶然の出会いや発見)」ですね。今は、そういうものがなくなっているように感じています。ブログの記事の内容をどうしようかと思っていたところ、同僚Aとの雑談の中で「妄想旅行」が話題になりましたので、今日は再度、彼から旅行の思い出を語ってもらおうと思います。

 

<営業部通信:担当Aより>

最近は過去に往訪した旅行先のことが懐かしく、頻繁に思い出されます。今回はイタリアの四大都市を旅した時の思い出をご紹介します。

1.ミラノ

ドゥオモ

ドゥオモ

こちらは、ミラノの街の中心部にあるドゥオモと呼ばれるゴシック教会です。

約3,500体の彫刻があり、135本もの天にそびえる尖塔も見事で、あまりの美しさに鳥肌が立ちました。

内部鑑賞の際にはオーディオガイドがお勧めです。じっくり聴くともちろん時間がかかりますが、建造物や美術品の歴史的背景や特徴が詳しく説明され、有るのと無いのでは、目に入るものの受け取り方がまったく異なるという印象で、大変満足しました。

ドゥオモ以外のオススメは、「最後の晩餐」の絵画鑑賞。こちらは完全事前予約制になっており、現在では予約することが大変難しい状況にあるようです。鑑賞時間はわずか10分~15分程度だったと記憶しています。私が訪れた当時は、絵を痛めないために写真撮影が禁止されていましたが、その後は、一定の制限がありますが写真撮影も可能になったとの情報も。ご訪問の際は前もって情報をご確認ください。

教科書や何かしらで知っていたものを自分の目で見たことに、なんとも不思議な感覚と達成感を覚えました。

ミラノでのおすすめのお料理は、ミラノカツレツです。(ちなみに、ミラノ風ドリアはmade in Japanです)

 

2.ヴェネツィア

ゴンドラ

水の都ヴェネツィア。

伝統的手漕ぎボートである“ゴンドラ”を数多く見かけます。しかしゴンドラの乗船料は非常に高価だったので、私は、ヴァポレットと呼ばれる水上バス(それでも30€程度/48時間乗り放題)を大いに活用しました。

サンマルコ広場のサンマルコ寺院やドゥカーレ宮殿という立派な建物の中では、非常に多くの美しい絵画が鑑賞できるようになっており見ごたえ充分です。ドゥカーレ宮殿では、あのトム・ハンクスが映画のロケ中でしたが、本人を見ることができず・・・残念。

ヴェネツィアは、路地裏を抜けると突如として大きな広場に出たり、迷路のような路の先に運河にわたる橋に行き着いたりと、冒険心をくすぐられる魅力的な街でした。

ヴェネツィアでのおすすめのお料理は、ヴェネツィア発祥と言われているイカ墨のパスタです。

ちなみに、modeFRONTIERの開発元であるESTECO社のあるトリエステから、ヴェネツィアまでは電車で2時間半程度の距離なんです。

 

3.フィレンツェ

ポンテベッキオ(古い橋という意味)

 

第二次世界大戦のおりに、周囲の橋はみなことごとく破壊されましたが、この橋だけはその特異な美しさから破壊を免れたと言われています。

フィレンツェにはウフィツィ美術館や、ダヴィデ像のあるアカデミア美術館などがあり、アートがお好きな方には特におすすめの街です。ウフィツィ美術館にはダヴィンチやミケランジェロなどルネッサンスの巨匠たちの作品が約2,500点も展示されており、2~3時間では到底見て回ることなんてできません。私は、ウフィツィ美術館の見学をとても楽しみにしていましたので、日本人ガイドに案内をお願いしていました。ウフィツィ美術館の建物は、当時フィレンツェを支配していたメディチ家の所有物で、ポンテベッキオとつながっており、橋の一番上のフロアは、メディチ家の人のみが通過することができた廊下だと教えていただきました。

この他にも美しい街並みや、世界最古の薬局であるサンタマリアノヴェッラなど、すがすがしいところでした。

フィレンツェでのおすすめのお料理は、ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ(Tボーンステーキ)。量が多いので、少なめをオーダーしたにも関わらずお腹がはちきれそうになりました。

 

4.ローマ

コロッセオ(円形闘技場)

 

西暦80年に完成した猛獣、奴隷、捕虜などが戦った民衆のための娯楽施設です。収容人数は5万人ともいわれ、東京ドームのそれとほぼ同じです。小さいころから、なぜかこのコロッセオに興味があり、2日連続で訪れてしまいました。

ラッセル・クロウ主演の映画「グラディエーター」を観られた方も多いかと思いますが、劇中にあったように地下からせりあがる可動式リフトの痕跡があり、これが約2,000年前に存在していたことに驚嘆しました。

隣にはローマ古代遺跡のフォロロマーノ、電車を乗り継げば真実の口やスペイン広場、トレビの泉などなど、見尽くせません。もちろん国土面積が世界最小のバチカンにも訪れました。事前にチケットを購入できなかったのでバチカン美術館は無理かなと思ったのですが、Webを駆使して、なんとか当日券を入手し鑑賞することが叶いました。ラオコーン像、アテネの学堂、最後の審判など、魂が揺さぶられるような美術品を目の当たりにすることができました。

ローマでのおすすめのお料理は、アマトリチャーナとカルボナーラです。いずれもローマ料理だと言われており、濃い味がお好きな方にはカルボナーラを試されてはいかがでしょうか。

 

素敵な思い出が数多くあるイタリアは、COVID-19の被害が最も大きかった国のうちの一つで、私自身もつらい気持ちでいっぱいです。一日も早く以前のような観光客で賑わう街となるよう祈るばかりです。

 

 

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