営業部通信:きれいな丸氷を作りたい
皆さま、こんにちは。
IDAJの飯田です。
おうち時間の過ごし方には、嗜好やライフスタイルが反映されるものですが、彼の場合は基本的に「お酒」がキーワードのようです。ただ、私もこれにはとても興味があります(笑)。
<営業部通信:担当Eより>
最近、暑い日が続いたせいか、5歳の息子が実験と称して、冷凍庫でいろいろな氷を作るのにハマっています。
5歳児の息子と違い、私はオーセンティックなバーで出していただけるような、丸氷を作ってみたくなりました。ツールは、100円ショップで調達です。
透明できれいな丸氷は、溶けにくく、不純物も少ないので、お酒をおいしく楽しむことができます。
水道水には微小な気泡や不純物を含むため、そのまま凍らせると気泡や不純物が氷内部に残ってしまい、白っぽい氷となってしまいます。我が家の冷蔵庫でいつも見ている氷です。
調べたところ、透明で美しい氷を作るためのポイントがこちら。
・ゆっくり、時間をかけて冷やしていく
・1方向から凍るように、1面を除き周りを断熱する
・押しのけられた不純物を多く含む水が型の外に出るような仕掛けをつくる
100円ショップのツールでも、何度かトライし、そこそこきれいな丸氷ができました!(個⼈的には、これでかなり満⾜しています。)もちろん改善の余地ありです。
お気に入りの芋焼酎をロックで楽しみます。選んだ焼酎に、私のワクワク感と気合を感じていただけるんじゃないでしょうか?

透明度が高く美しいのですが、若干の欠けがあります。

欠けはないのですが、白さが残ってしまいました。
さらに透明で欠けのない美しい氷を作成する検討のためにCFDでの予測ができないか?ということを、弊社のCFDエンジニアに相談してみました。
・水の凝固は可能だが、不純物のモデル化がかなり難しい
・アイディアはあるが検証が必要
身近な現象でも、実際に数値解析に落とし込もうとすると、多くの課題が存在することがあり、なかなか難しいことを改めて実感しました。
ただ、対象を限定したり、アプローチ方法を工夫することで、実現の可能性が見えてくることがあります。弊社もお客様とディスカッションさせていただきながら、様々なご提案に努めたいと思います!
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