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【適用事例】パイプの1点曲げ加工と多段曲げ加工、複合材を使用した非線形構造解析

皆さま、こんにちは。

IDAJの飯田です。

 

SIMULIA Abaqus Unified FEAの事例紹介の機会は、開発元のダッソー・システムズ様で開催されるSCCJ(SIMULIA Community Conference)や弊社主催の『SIMULIA Abaqus事例紹介セミナー』などがあります。

2016年に第1回の開催からすでに4回を数え、もちろん2020年も6月開催を予定していましたが、今回は中止となりました。非常に残念です。

今日は、これまで弊社の『SIMULIA Abaqus事例紹介セミナー』でご紹介した事例の中から抜粋してご説明します。

 

株式会社三五様:パイプ曲げ加工の成形性予測技術の開発(2016年開催)

2015年10月に開催されたSCCJにおいてもご発表いただきましたが、その際の聴講者アンケートで、満足度第1位!!を獲得された内容です。

同社の自動車用エキゾーストマニホールドは、構成部品に曲げ加工したパイプを利用されることが多く、そのパイプに対する自動車メーカーからの軽量化や排気系の圧力損失低減の要望に応えるため、パイプは、薄肉・大口径となり、さらに設計自由度向上のため、小曲げR(小径)かつ近接曲げとなる傾向にあります。しかし、これまでの、生産技術エンジニアの経験と勘に頼っていた加工開発では、難加工パイプの実機トライに工数がかかり、開発期間短縮の要求に応えることが難しい状況となってきました。そこで、FEM解析による事前検討を導入して、パイプ曲げ加工解析による成形性予測技術を構築されました。

本セミナーでは、パイプの1点曲げ加工と多段曲げ加工に対してシミュレーションを適用された事例についてご発表いただきました。

 

三五様ほか、国立大学法人 琉球大学 藤川先生、株式会社フジクラ様、BBSジャパン株式会社様からもご発表いただきました。

本セミナーの資料請求を承ります。こちらからご請求ください。

 

八千代工業株式会社様:水素ステーション用蓄圧器開発におけるCAEの取り組み(2017年開催)

 

解析のご相談が多い複合材を使用した非線 形構造解析への取り組み事例のご紹介です。本技術開発は、NEDOプロジェクト(水素利用技術研究開発事業)の一貫で取り組まれており、高圧容器へのフィラメントワインディングの工法、製造設備のご紹介から、Abaqus導入までの経緯と今後の課題 についてご説明いただきました。CFRPの解析は難易度が高く、燃料電池用のタンクということで、来場者の皆さんのご関心が高く、セミナー終了後には弊社に対して多くのお問い合わせをいただきました。

 

2017年は、基調講演を慶応義塾大学 高野教授お願いし、高圧ガス保安協会様、富士通研究所様、本田技術研究所様にもご講演いただきました。2016年の開催からは約1年半後の開催となったのですが、惜しくもご都合でご欠席となったユーザー様からは「開催を楽しみに待っていたのですが・・・」というコメントをいただけたことを記憶しています。

本セミナーの資料請求を承ります。こちらからご請求ください。

 

現在の状況が好転し、2021年にはぜひ皆様に本セミナーでお目にかかれることを楽しみにしております。

 

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