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求める答えが得られない・・・それ、「質問」が悪くないですか!?

学生の皆さま、こんにちは。

IDAJの新卒採用担当の平野です。

今日のブログのテーマは、「求める答えが得られない・・・それ、「質問」が悪くないですか!?」としてみました。

このテーマを選んだきっかけは、旅行に関するとあるWebサイトを見ていた時に目についた質問、

「今度、〇〇〇(日本なら東京都や大阪府レベルのエリア)に行くのでホテルを探しているのですが、良い情報がある方、紹介をお願いします!」

を見かけたからです。

 

この質問を読んで真っ先に思い浮かんだのは、「この人、本当に情報が欲しいのかしら?」ということです。
黙っていても他人が微に入り、細に入り、情報を提供してくれると思ってるのでしょうか?!でもこれは、他人に対して情報を求める質問ではありません。

なぜでしょうか?!

・地域名が書かれていない
・いつから行くのか?予算はどれくらいか?何人で宿泊するのか?などといったホテルを選択する上で必要となる情報が書かれていない など

こんな質問は、私なら答える気がうせてしまいます。

そこで、そのほかに回答に困る質問って何だろう?!と考えてみました。

・すぐに回答できない質問
「私にはどんな仕事が向いていると思いますか?」
質問が大まか過ぎて、回答する側が質問を掘り下げてヒアリングし、それを踏まえることでしか回答できません。それには手間と時間がかかります。また、一般論や経験談が聞きたい、励ましてほしい、背中を押して欲しいなどといった質問の意図がわかりません。
せっかく親身になって回答しようと思っても、回答できないか、当たり障りのない回答しかできなくなってしまいます。

・(上の例に近いですが)誰かが解決してくれると他人任せの質問
「〇〇について詳しい方、情報をいただけませんか?」
質問だけしておけば、後は誰かが解決してくれるだろうという考えが根底にありそうです。「ここまでは調べて理解できたけれど、その先がわからないので教えて欲しい」、「▲▲を使って調べたけどまだ情報が足りない、他に何か良い情報ソースはありませんか?」といった自分自身の行動や質問の目的など伝えなければ、本当に欲しい回答を得ることはできません。

良い質問をするためには?

・質問の内容を整理しましょう。
ここまでやってみた、または調べたけどわからないので教えてください、〇〇という状況にあるのですが、同じようなことを経験した人の話が聞きたいなど、質問する前に、自分が回答する立場に立って、答えやすいかどうかを一度確認してから質問してみましょう。

・自分の意見を持ちましょう。
人から言われたこと(この場合は「回答」)を、そのまま実行するなんてことはありませんよね?!必ず、皆さんの中に自分なりにお考えがあるはずです。
特にアドバイスをもらいたいときなどは、「私はこう考えているのですが」ということを言い添えるまたは書き添えることで、回答者は前提を気にせず、その先についてのみ回答することができます。

・答えてくれた人には感謝しましょう!
質問を聞き届けてくれて、相手が時間を割き、回答してくれたことに感謝の気持ちを持ちましょう。それがたとえ、自分の望んでいた回答ではなかったとしても、回答者は、質問者の不安な気持ちを受け止めて、質問者のために考えてくれたからです。
また、回答者との関係によっては、後日、どのように決めたか、行動したかなどを報告するのもとても良いことだと思います。場合によってはさらなるアドバイスや意見をいただけることがあるかもしれません。

自分の欲しい回答が得られないとき、まずは、自分の質問を見直してみても良いと思いますよ。

 

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