【今日のANSYS】省エネを実現する遠心圧縮機を設計
皆さま、こんにちは。
IDAJのANSYSプロダクト担当の河口です。
前回からすいぶんと時間がたってしまい、大変失礼いたしました。改めまして、何卒よろしくお願いいたします。
CAEやCFDが世の中の役に立っている情報や興味を引く適用事例などの情報を、ANSYS, Inc.及びアンシス・ジャパン株式会社発行の情報誌「ADVANTAGE」の記事を中心にご紹介させていただきたいと思います。
今回は、Continental Industrie社の省エネを実現する遠心圧縮機の設計ストーリーです。
圧縮機メーカー様では、すでにANSYS CFXやANSYS Fluentを使用されている企業が多いかと思いますが、Continental Industrie社では、ANSYS Workbenchもあわせて活用されています。
・廃水処理プラントに空気を送り込むための圧縮機に膨大な電力が消費されている
(なんと、米国の全発電量の約4%!)
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・圧縮機の効率を高めよう!
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・Continental Industrie社が従来の2~5%効率を高めた圧縮機の開発に成功
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・従来は熟練エンジニアの経験値に頼っていた・・・
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・そこで、ANSYS Workbenchをプラットフォームに、ANSYS Vista CCD (1D)⇒ANSYS Vista TF(2D/3D)⇒ANSYS CFX(詳細3D)⇒→ANSYS Mechanical(FEM)のフローを組み、設計初期段階からCFDをフルに活用。また、ANSYS DesignExplorerによりDOE作成、自動実行し、ケーススタディを効率的に実施
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・このときのANSYSソリューションの選択理由は以下の通りです。
1) ツールが使いやすく、完全なワークフローと手順を短期間で設定することができる
2) パラメトリックプラットフォームによって、設計空間を効率よく探索することができる
3) 流体チームと構造チームが同じモデルを使用することができる
ANSYSのソリューションをご利用のお客様であれば、SpaceClaimを利用して、modeFRONTIERと連成することで、DOE実行に加えて最適化技術も融合した「ハイエンド統合型ターボ機械設計プラット―フォーム」にまで発展させることができる技術です。
記事詳細は以下ご参照ください。
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