ソリューション
ソフトウェア
その他・お知らせ
本文までスキップする

【適用事例紹介】歩行者保護性能評価業務の効率化とさらなる技術深耕のためにAIコンサルティング・サービスをご活用(本田技術研究所様)

皆さま、こんにちは。

IDAJの中井です。

 

今回は、本田技術研究所様でAIコンサルティング・サービスをご活用いただいている事例をご紹介します。

同社は、Hondaの研究開発機関として、新しいモビリティーの提供のために、二輪、四輪、パワープロダクツ、航空機エンジンにいたる商品・技術に関する研究開発をセンター単位で行い、領域を問わず先端技術を研究し商品開発に結び付け、より多くの人々に「喜び」を提供することを目指して活動されています。

 

解析事例集 本田技術研究所様 AIコンサルティングサービス

 

1機種あたり約40時間の性能予測を10秒に短縮


私の部署の場合、新技術構築のゴールは、常に量産開発に適用できるようになることです。その意味では、開発ツールとして問題なく適用できるよう、AIの予測精度を上げ切りたいと思っています。また、最終的にはAIが類推した結果が、なぜそうなったのかということを可視化できるようにしたい、これは今後の研究対象ですね。

量産開発に使用するツールにするまでが私ども仕事ですから、ただの研究で終わるわけにはいきません。量産開発で使えるものに仕上げて、実際に現場で使わなければ、次の研究にもつながらないと考えています。

~中略~

その結果、得点の誤差はミニバン5%、SUV4%、セダン4%、またHICカラーマップの一致度はミニバン80%、SUV81%、セダン76%でした。一般的に学習用教師データは数多く必要だと言われていますが、本例のように使用できるデータがある程度限られていたとしても、一定の精度で予測できることがわかりました。それだけではありません。これまで1機種あたり約40時間かかっていた性能予測時間を10秒程度にまで短縮することもできました。ただし、これは開発初期段階の参考情報としています。最終的には従来通りの大規模シミュレーションやテストを実施して性能を確認します。

 

本事例の詳細は、こちらをご覧ください。
ご不明点がございましたら、下記までお気軽にお問い合わせください。

 

■お問い合わせ先

株式会社 IDAJ 営業部
E-mail:info@idaj.co.jp
TEL: 045-683-1990