“自律型=オートノマスメッシング”熱流体解析プログラムCONVERGE登場!
皆さま、こんにちは。
IDAJの水島です。
エンジン筒内解析をはじめ、多くの皆様にご利用いただいている熱流体解析プログラムCONVERGEは、この度“オートノマスメッシング熱流体解析プログラムCONVERGE”として再出発します。
正直に申しますと、特に何が変わったわけでもないのですが、CONVERGEの特長である“オートノマスメッシング”を改めてご認識いただくために、ここで改めてご紹介させていただきます。
オートノマス=Autonomousは最近流行りの言葉かなと感じています。自動運転は英語でAutonomous DrivingであってAutomatic/Automated Drivingではない、つまり、“自動型”ではなく“自律型”であるところがポイントです。プログラムどおりに決まったことを“自動的に”行うのではなく、状況を判断して“自律的に”制御する、このことこそが知能化の第一歩だと考えています。
CONVERGEの大きな特長が、“Autonomous Meshing”。
サーフェスだけを⽤意すれば、ユーザーが内部の流体メッシュを作成することなく流体解析が可能です。
そのため、バルブやピストン移動を伴う問題や、複雑な移動を伴う問題、さらには流体力によって構造物が移動する問題でさえも容易に解析することができ、複雑な形状でも簡略化することなしに解析できます。
これだけでも十分メリットがあると考えていますが、これだけでは“自動”の範疇かもしれません。CONVERGEではさらに、流体解析を実行しながら“ダイナミックに”解適合格子を作用させることができ、速度・温度・VOF値・Y+などといった物理量に応じて、空間解像度が必要な箇所に“自動的に”細かいメッシュが配置されます。“自動的に”と書きましたが、ソルバーが考え、必要な箇所を判断してメッシュを配置する、これはまさしく“自律的=Autonomous”だと言えるのではないでしょうか?!
CONVERGEは、噴霧・燃焼・混相流・固体熱連成などといった物理モデルも豊富で、エンジン筒内、ガスタービン、ターボ機器、航空宇宙、医療機器など、幅広い分野でご活用いただいています。また、メッシュサイズに至るまで、すべてが数値パラメータ化されているため、複数の作業者間であっても解析結果を統一させることが可能です。皆様のモノづくりの様々な場面でご活用いただけるものと確信しています。
CONVERGEをご存じでない皆様、是非こちらをご視聴ください。CONVERGEの概要を9分でご紹介しています。
【オンラインセミナー(無料)開催中】「CONVERGE」ご紹介セミナー ~3次元流体解析の新たな可能性を~
オートノマスメッシング熱流体解析プログラムCONVERGEは、2008年の販売を開始以来、エンジン筒内の3次元解析をメインターゲットに、世界中で広くご活用いただいています。
普段CONVERGEをご利用いただいていないモデルベース開発を統括・推進されていらっしゃる開発責任者・管理職・シニアエンジニアの皆様、これからCONVERGEのご導入をご検討される方、IDAJにコンサルティング業務の依頼を検討される方に、CONVERGEがどういう場面でお役立ていただけるかをわかりやすくご紹介しています。
【CONVERGEユーザー様限定『Technical Webinar』】
弊社Webページ内ユーザーサポートセンター(製品別サポート情報「CONVERGE」>「技術情報」ページ)※に、お客様からお問い合わせの多い操作に関する解説と、いち早く解析にお取組みいただくことを目的として、CONVERGEの操作に特化してご紹介する動画をとして公開いたしました。CONVERGEの操作講習会の講師による解説付き動画を、いつでもご覧いただくことができます。
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