modeFRONTIER各種講習会のコンテンツを刷新
皆さま、こんにちは。
IDAJの清水です。
IDAJ数値解析アカデミーでは、ご参加いただいたお客様から、アンケートという形でセミナーや講習会に関するご意見を頂戴しています。それらご意見や、普段の技術サポートでご質問いただく内容、私たちエンジニアが日々ソフトウェアを利用していて気付いたことなどをもとに、セミナー・講習会内容やテキストの作成・改定、技術サポートのための補助資料などを準備しています。
今回は、私が担当しているmodeFRONTIERの定期講習会のうち4つの内容を刷新・改定しましたので、ここでご紹介させていただきます。
【開講中のmodeFRONTIER定期講習会】
多目的最適化の概要説明と、テキスト形式の入出力ファイルを介するアプリケーションをバッチ実行する最も汎用性の高い例題を通じて、多目的最適化に必要な基本機能と実際のGUI操作を学習していただきます。
modeFRONTIERの多変量解析機能に特化した内容の講習会です。GUI操作を通じて、クラスタリングやSOMといった主な多変量解析機能を学習していただきます。
modeFRONTIERの応答曲面機能に特化した内容の講習会です。実際のGUI操作を通じて、実計算と応答曲面を併用した最適化と、実験データから生成した応答曲面のみを用いた仮想最適化について学習していただきます。
modeFRONTIERを用いたパラメータ設計の実施例を、GUI操作を交えてわかりやすくご紹介する講習会です。
寄与度解析の基礎概念およびmodeFRONTIERを活用した寄与度解析の実施例を、実際のGUI操作を交えてご紹介する講習会です。
まずは、modeFRONTIER入門から。(詳細のご紹介はこちら)
今回から演習を2つに増やしました。入門編ですので、解説を多めに、また演習もゆっくりと取り組んでいただける方が良いのでは?という声も社内ではあったのですが、入門編だからこそ、少しでも早くmodeFRONTIERを操作していただき、慣れていただく方がより実践的ではないかと考えました。
演習1は、Excelを用いた形状最適化で、”こんなに簡単にExcelとmodeFRONTIERとを連携できるんだ!“と実感していただけるのではないかと思います。
演習2では、テキスト形式の入出力ファイルを用いたカーブフィッティングに取り組んでいただきます。
こちらは大変ニーズの高いテーマですので、会社に戻られてからすぐにご自身の題材で復習していただきたいところです。
次に、modeFRONTIER応用 多変量解析編。(詳細のご紹介はこちら)
多変量解析、クラスタリング、自己組織化マップ(SOM)、主成分分析(PCA)という各手法のご説明に事例紹介を追加しました。
身近な具体例を示すことで、皆様のご理解を深めることができればと考えています。
次に、modeFRONTIER応用 応答曲面活用編。(詳細のご紹介はこちら)
・modeFRONTIERの機能を利用したサンプリング
・応答曲面の作成,精度検証
・作成した応答曲面の利用
今回の改定で特に強く意識したことは、各プロセスの情報をまとめて、よりわかりやすくすることでした。
ステップごとに演習を追加し、インプット⇒実習⇒インプット⇒実習という繰り返しの中で、一つ一つを確実にご理解いただければと思います。
最後は、modeFRONTIER応用 寄与度分析編。(詳細のご紹介はこちら)
「ちょっと難しいなぁ」というご感想が多かった“SS-ANOVA”について、この分野で経験が豊富なエンジニアが解説ページを追加しました。
特に「入門」と「応用 応答曲面編」は、一度これらの講習会をご受講いただいたお客様にも、新しく、有益な情報をご提供できる内容になりました。定期講習会以外に、個別講習会も承りますので、どうぞお気軽に下記までお問い合わせください。
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