ソリューション
ソフトウェア
その他・お知らせ
本文までスキップする

コロナ禍でのキャリア形成に不安がありますか?

学生の皆さま、こんにちは。

IDAJの新卒採用担当の平野です。

これまで通りのことがこれまで通りに進まなかった一年も、後2週間で終わりです。これまでとは違うクリスマスを、工夫と想像力でこれまでとは違った過ごし方をしてみたいと思います。

 

4月に入社してくれた新人も、すでに7か月以上をIDAJで過ごしています。入社して数日でいきなりの在宅勤務。戸惑うことも多かったことと思っていますが、それでも新人にとってみたら何もかもが初めての経験で、比較するものがない分、そうでもなかったのかも・・・。戸惑っていたのは、これまで通りの対応とは違った対応を迫られた私たち旧人の方だった、というオチ。

それでも新人にとっては、同じ職場で働くメンバー同士のコミュニケーションが対面ではなく、いきなり電子メールやWeb会議をはじめとしたオンラインの比率が高まったことは大きな変化だと思います。先輩社員に同行して客先に出向くこともなく、展示会に出かけて業界動向や技術情報収集のための活動も制限されてしまいました。

こんな中で、もしかしたら「年齢の近い先輩に、気軽にキャリア相談ができないな・・・」と心配している人がいるのでは?と老婆心ながら案じています。

 

さて、スキルアップにも通じるところではありますが、キャリアアップの手段には、以下のようなものが考えられます。

 

<経験>

①社内で実務経験を積むこと

②副業や起業するなどして経験を積むこと

<知識>

③社内の暗黙知・形式知を問わない知識を吸収する

④本やセミナー、学生時代の先輩や家族などから知識を吸収する

 

どんな職種でもそうですが、スキルアップもキャリアアップも簡単ではありません。

入社時研修やその後の社内外研修で学ぶ一般的な知識や基礎的なスキルはありますが、時々刻々と変化する社会や経済、どんどん進化していく技術と競合、業界のトレンドとお客様の状況、様々な要素を考慮しながら知識や経験を積んでいく必要があります。

そのためには常に現場で、環境の変化に対応しながら知識と経験を積むことを継続しなくては、本を読むだけ、セミナーに参加するだけでは、スキルアップもキャリアアップも実現することはできません。

 

私の経験や同僚、友人知人の意見を参考にすると、①は最も重要だと言えそうです。お若い学生の皆さんでも、経験から学ぶことが多いということは、これまでにも少なからずあったのではないかと思います。ただし、原理原則を知らずして、やみくもに経験を積んでも得るものは少ない。基礎的な知識とスキルを身に付け、社会や産業、会社の構造を理解して、経験を積むのとでは成果に雲泥の差が出てきます。

②は皆さんの所属する会社によって制度が異なりますし、起業ともなると、また違った要素を考慮する必要があります。③は新人のうちにぜひ貪欲に吸収していって欲しいことです。他人の経験はあなたの知識。その会社にいなければ、おいそれとは手に入れられないものです。学ぶ姿勢さえあれば、ほとんどの先輩がたは皆さんに様々なことを教えてくれるのではないでしょうか。④は業界や製品、サービスによって特性が異なるため、なかなかぴったり!な情報を得ることは難しいかもしれません。もちろん異業種や他製品・サービスの特性から学ぶものは多いはず。チャンスがあるならどんどん吸収していってください。

 

ここまでご説明するとほとんどの読者の皆さんはおわかりではないでしょうか?!

そうです。そもそも、スキルアップやキャリアアップに定石など「ない」のです。コロナ禍であろうがなかろうが、誰もが暗中模索しているのです。

 

ではどのようにして、スキルや経験を積めば良いでしょうか?

端的に申し上げると、今、任されている仕事に近い部分から徐々に広げていくのが一番だと思います。

お客様に対して提案書を作成する仕事を任せられたとします。お客様の業界を調べ、会社を調べ、それに対して自社の製品やサービスでお客様にとって価値あるものは何なのか?と考えるでしょう。その行為すべてが知識習得につながります。また、先輩から「お客様を納得させられるストーリーになっていない」とダメ出しされることでしょう。それも、自分自身の思考や知識を深化させることになります。

 

一方で、キャリアアップを考えるうえで、「リスク」になることがあります。

それは業務内容が変わることです。会社によっては積極的な人事異動があるでしょうし、M&Aや事業売却など所属している会社の状況が変わる、また、AIに代表されるテクノロジーの進化によって従前は存在していた業務がシステムに置き換わったり、無くなることがあります。これらのリスクは私たちの力ではどうすることもできません。

また、「限界」も確実に存在します。例えば、習得の難易度が高いスキルや、同時には習得しづらいスキルも数多くあり、頑張ればすべてのスキルが身に付くとは到底思えません(頑張ってすべてのスキルを手に入れられるのはゲームの中だけ)。もちろん、向き不向きや好き嫌いもあるでしょう。

ただ、時代や環境の変化を受けづらいスキルや、苦手な人が多いスキル、通常、同時には得難いスキルを持っているということは、希少性が上がり、キャリアアップを後押ししてくれるものになります。

 

皆さんは、どんな●●を目指しますか?

(●●=エンジニア、コンサルタント、経理、人事採用、マーケティング担当 など)

それを明確にしてみましょう。私たち先輩は、いつでも相談にのりますよ。

 

ぜひ、皆さん自身が楽しんで仕事ができる、皆さん自身のキャリアを生み出していってください!

 

IDAJは、採用情報をリクナビで掲載しています。

■先輩紹介

そして、ベテランの域に達した社員のインタビュー動画は、弊社のWebサイトで公開しています。簡単な登録だけで閲覧できますので、こちらもどうぞご覧になってみてください。

社員インタビュー(動画)

 

■株式会社IDAJ

新卒採用担当 平野