【今日のANSYS】四輪開発における流体解析シミュレーションの意義とは(本田技術研究所様)
皆さま、こんにちは。
IDAJのANSYSプロダクト担当の河口です。
CAEやCFDが世の中の役に立っている情報や興味を引く適用事例などの情報を、ANSYS, Inc.及びアンシス・ジャパン株式会社発行の情報誌「ADVANTAGE」の記事を中心にご紹介させていただきたいと思います。
今回は、四輪開発において長らくCFDを担当されてきた株式会社本田技術研究所 滝口 貴様へのインタビュー記事をご紹介します。(※)
記事の中で滝口様は、次のようにおっしゃっています。
自動車開発においては、新しい自動車を開発するときには、かならず過去に参考となる自動車があります。その参考となる自動車に対して、どのような設計変更を加えれば性能が上がるのかを知りたい。しかし、様々な設計改良の方向性がある中、最初からすべての方向性について試作していては膨大なコストがかかります。そこでシミュレーションを活用し、大きく異なる方向性の設計変更を試してみて、どの方向性に進むのが良さそうかあたりをつけることがシミュレーションの役割だと思います。仮説を立て、それをシミュレーションで検証することによって現象を理解することができます。
シミュレーションは重要な役割を果たしている
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本田技術研究所 四輪開発センターではCFDツールにはANSYS Fluentが標準的に使用されている
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なぜFluent?
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計算スピードが速いのが一番のメリット
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また、パラレル性能が圧倒的に高い
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他ツールでは、一定のcore数以上になると並列効率が落ちるのが一般的だが、ANSYS Fluentは1,000core以上でも増やせば増やすほど、線形に性能が向上する
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それだけではなく、サポート体制とスタッフ対応品質が素晴らしい
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費用対効果が高い
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将来的には、ものを作らなくても精度保証されたシミュレーションの世界だけで閉じられることが理想
(※)アンシス・ジャパン株式会社様の顧客事例を参照しました。
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