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【今日のANSYS】ハイリスクな意思決定の補助、現場の技術的知見の伝承~ANSYSが広げる解析と解析部門の地平~(東洋紡様)

皆さま、こんにちは。

IDAJのANSYSプロダクト担当の河口です。

CAEやCFDが世の中の役に立っている情報や興味を引く適用事例などの情報を、ANSYS, Inc.及びアンシス・ジャパン株式会社発行の情報誌「ADVANTAGE」の記事を中心にご紹介させていただきたいと思います。

東洋紡様の製品開発や研究を担い、全社全部門の問題解決を解析で行うシミュレーションセンター。古市様はANSYS PolyflowとANSYS Fluentの長年のユーザー様です。溶けた高分子化合物の解析にANSYS Polyflow、水や空気などの流れはANSYS Fluentをご利用。今回は、同社へのインタビュー記事をご紹介します。(※)

 

ANSYS Polyflowを使い続ける理由は、扱いが難しい高粘度流体の解析においての信頼性が高いこと。また、ANSYS Fluentを使い続ける理由は、多数の物理モデルがあり、特殊な現象をモデル化する機能が備わっていること。

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VOFとUDFを使用し、海水淡水化モジュール用中空糸膜(海水から淡水を作り出す膜)内部の海水の流れ、海水が圧力によって中空糸膜の中心部に入るところまでを、世界で初めて(!)モデル化し高精度な解を得た。

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従来、海水淡水化モジュールのモデル化は、非常に限定的な条件下のもとに限られていたが、古市様は、汎用性の高いモデル化の開発に成功!

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こうして進化を遂げたCFD技術は、工場の改良や機能追加による効果を予測することができ、稟議材料や意思決定のエビデンスを示すことができるものとして活用されている。

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また、製品のクオリティ向上にも貢献し、知見を可視化させ、現場の生産技術を伝承していくツールとして期待されている。

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今後、同社がご提供されている多くの独自素材をモデル化し、顧客へ解析モデルの提供、同社製品を使用した顧客製品の挙動を予測したい。そのためには、豊富な物理モデルがあり、柔軟なGUIで、UDFによるカスタマイズができるツールが理想的。

 

(※)アンシス・ジャパン株式会社様の顧客事例を参照しました。

詳細は下記までお気軽にお問い合わせください。

 

■お問い合わせ先

株式会社 IDAJ 営業部
E-mail:info@idaj.co.jp
TEL: 045-683-1990