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市民権を得るPLMツールとは

皆様、こんにちは。

IDAJの営業部:担当Fです。

 

ERP(Enterprise Resource Planning)やPLM(Product Lifecycle Management)、PDM(Product Data Management)の導入ブームは、一巡した感があります。しかし、当初描いていた理想像と実態がかけ離れてしまった・・・という残念なケースが散見されるようにもなってきました。

劇的な業務改善を目指して導入したはずが、実際には期待していたほどの効果が出せず、また改善策も講じられることがないまま放置しているという話はよくお聞きします。

私自身、システムやツールをご紹介する立場にあるため、そのメリットや効果など理解していますので、このようなお話を聞くたびに悲しい気持ちになります。

 

なぜ、システム導入の効果が得られない、または業務の中に定着させることができないのでしょうか?

 

私が見聞きした中から、いくつかの理由をご説明します。

 

〇導入当初は理想とされていた機能が、時間の経過とともに業務に沿わなくなった

〇業務効率化のはずが、結果的にユーザーの業務量を増やすという本末転倒の業務フローとなってしまった

〇機能やGUIなどを加修・改修したいがあまりにもコストがかかるので断念・・・

〇導入後利用促進が進む部署とそうでない部署が混在し、その結果、全社的な利用・運用という観点で普及が進まなかった など・・

 

時間が経過すれば、業務内容や業務フロー、ユーザーが変わります。もちろん、導入してから、問題が見つかることなどいくらでもあります。

それにも関わらず、一度導入すると、ニーズの変容に対してなかなか簡単には対応できないことが多く、莫大な投資をしたPLMツールの稼働率が上がらず、追加コストをかけなければ、目指す姿に近づけることができないという課題に直面してしまいます。

 

これに対して、既存のPLMツールを生かし、機能していない、または陳腐化してしまった部分だけを別のツールで補完することで、過去の資産を活用しながらコストを抑え、さらに梗塞部分の整流が可能な解決策のひとつとして、「Aras Innovator(アラスイノベーター)」というツールをご提案します。

 

Aras Innovator(アラスイノベーター)は、広義ではPLMツールですが、既存のエンタープライズ型PLMツールとはコンセプトを異にするプロダクトです。

 

大きな特徴は、ライセンスがオープンライセンスであるために“無料”であること。導入時に必要な莫大なライセンス費用が一切かかりません。アップデートやサポートサービスを希望される場合は、サブスクリプション契約をすることでそれらのニーズは担保されます。

 

また、コアな部分を除いて、ソースコードが公開されているというオープンアーキテクチャですので、導入後の改修などは今までの常識では考えられなかったほど簡単に、適宜実施することができるのです。また、アラス社主催のトレーニングを受講することで、軽微な改修であればユーザー様ご自身で対応が可能です。

 

さらに、他のPLMツールなどとのコネクト性が高く、既存のPLMツールを全面置換するのではなく、機能強化したい部分や、新たな整備が必要な部分にフォーカスして開発を行うことができます。

 

PLMツールを家に例えるならば、スクラッチ開発は、“自由度は高いがコストも工数もかかる”自由設計の戸建住宅、従前のエンタープライズ型PLMツールは、“リッチな機能満載だがご家庭のライフスタイルによってはtoo muchなところがあり、変更の自由度が極めて少なくコストが高い”リッチなタワーマンション、そして、Aras Innovatorは、“内装はユーザー自身が作りつつ、必要に応じてリノベーションをしていく”スケルトンで購入した家というイメージです。もちろん、それぞれに良さがあり、不足しているところがあります。

 

Aras InnovatorはPLMツールとしては後発でありながら、多くの企業での採用が進み、従前のエンタープライズ型PLMツールを急追しているのは、この独特のコンセプトが、ユーザー様の現場目線とマッチして、ユーザーフレンドリーな実装を実現できる(=市民権を得ることができる)からなのではないかと思います。

 

新たなシステムを導入したときに、本当の意味で導入メリットを感じていただくためには、多くのユーザーの市民権を得て(利用されて)、日々の業務に組み込まれ浸透していくことが必要です。多くのユーザーが新しいシステムに賛同し、参加し、その結果、業務効率の改善などの果実をユーザー自身が享受できるということが一番重要ではないかと思います。

 

Aras Innovatorは、そんな市民権を得やすいコンセプトとアーキテクチャの次世代型PLMツールと言えます。

どんな些細なご不明点でも、また、ご利用におけるアイディアでも結構ですので、何か“気になる”ことがございましたら、弊社までどうぞお気軽にお問い合わせください!

 


さて最後に、私が以前住んでいたバンコクのおすすめグルメ情報です。

BTS Asok(アソーク)駅横にある商業施設Terminal 21の裏手、Westin HOTEL Bangkokの筋向いにあるアルゼンチンステーキハウスのEl Gaucho(エル ガウチョ)。

ここは、バンコク在住の外国人でいつも満席、超が付くほどの人気店です。

ここがタイであることを忘れるほど人種の坩堝で、大音量のラテン音楽が異質の空間を醸し出しています。

雰囲気も良いですが、肝心なステーキもとてもアロイ‼(タイ語で美味い!の意)

US OXの300gを強火の炭火でレアに焼き上げた熟成フィレステーキに特製マッシュルームソースをたっぷりかけて食べるのがエルガウチョ流。

ニンニクバターがしっかり塗り込まれた自家製パンに、正体不明?!でも美味しい!ディップを付けて食べながら、ステーキの焼き上がりを待つのがここでの流儀ですが、このパンが抜群に美味しい上におかわりが自由なので、調子にのって食べているとステーキが来る前にお腹一杯になってしまうことも。私もその一人・・・。

食後はショットグラスで飲む甘めの強いホワイトのヘビーラム。

サトウキビの甘い香りと味が喉を通り過ぎ、食事の最後を締めくくってくれます。

 

次回はチットロムの絶品カオマンガイ屋さんをご紹介します。

サワディカップ!


 

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