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リアルドライブシミュレーションツール「GT-RealDrive」のご紹介

皆さま、こんにちは。

IDAJの小川です。

 

With/Afterコロナを経て、今後、研究開発環境が大きく変わっていくことが予想されます。そんな中で、テレワークでも実施可能なことが多いシミュレーションを活用した研究開発が、ますますその重要性を増してくるのではないかと思います。

 

そこで今日は、私が担当している

マルチフィジックス・システムシミュレーションツール「GT-SUITE」のV2020よりオプションとして新たに加わった、「GT-RealDrive」について簡単にご紹介します。

数年前から欧州では、決められたドライビングサイクルによるエミッション評価は、実走行時のエミッションよりも過小評価されているという指摘があり、RDE(Real Drive Emission、リアルドライブエミッション)による評価が求められるようになりました。

GT-SUITEでもリアルドライブ走行に基づいたシミュレーションが可能となる環境をV2018よりご提供してきましたが、V2020からはそれをさらに発展させて、地図情報サービスMapboxと連携する機能を追加しました。

まずMapboxにアクセスして地図情報を取得し、出発地と到着地を指定してルート情報を認識させ、距離や制限速度、交通状況などを取得します。Google EarthやGoogle Mapでも同じように検索することはできるのですが、GT-RealDriveでは、GT-ISEのオブジェクトから直接Mapboxにアクセスして各種の情報を取得します。取得した情報は、Real Driveシミュレーションのために、ドライバーモデルの目標車速プロフィールや、車両モデルに対する勾配などのデータを車両への抵抗として使用し、計算が実行されます。

こちらの図は、IDAJ本社がある横浜ランドマークタワーから横浜駅までの走行シミュレーションです。

 

 

IDAJでは、なかなかお客様のところへ訪問しづらい状況が続く中で、少しでも新しいシミュレーション技術をお客様にお届けできるよう、各製品の機能紹介をメインとしたオンラインコンテンツの拡充に注力しました。(ご紹介記事はこちら

詳細は、「GT-SUITEご紹介セミナー」の“4.GT-SUITEによるリアルドライブシミュレーション”でご紹介していますので、この機会に本セミナーをご視聴いただき、GT-RealDriveをお試しいただければ幸いです。

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