【今日はRocky】洗濯機とTシャツとフレキシブル粒子
皆さま、こんにちは。
Rockyも担当しているIDAJの河口です。
(普段は【今日のANSYS】という記事を担当しています。)
6月に、汎用紛体解析ツール「Rocky DEM」の最新バージョン 4.1をリリースしましたが、その新機能を使って、弊社のエンジニアが面白いサンプルを作成してくれましたのでご紹介させていただきます。
Rocky DEMは、非球形の三次元粒子(Solid Particle)を取り扱うことができるのですが、バージョン4.1からは、2次元シェル粒子(Shell)と線形状のファイバー粒子(Fiber)も利用できるようになりました。
これら2次元シェル粒子とファイバー粒子は“フレキシブル粒子(Flexible ShellおよびFlexible iber)”という変形可能な粒子タイプとして定義することが可能です。
その機能を使って、洗濯機の中でのTシャツの様子を予測したものです。
ただし、こちらはあくまでも新機能を試用したサンプルですので、ご注意ください。
・Rocky DEM4.1の新機能であるFlexible Shellを利用してTシャツを再現しました。
・アニメーションの速度は1/10倍速です。
・洗濯機のドラムは縦置きではなく、(私、あこがれの)斜めドラム式洗濯機のイメージです。
・デフォルト設定のみでシミュレーションしたので、シャツの動きが布っぽくなくて申し訳ありません。
・この粒子タイプの場合、今のところ、CFDとの連成はできません。
・乾燥のフェーズで使えるのでは?と可能性を感じております。
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