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RPA技術活用のために、考え方のコツ ~人間も機械も働く環境を整えることが大事です~

皆様、こんにちは。

IDAJの清水です。

昨今の「働き方改革」や「新型コロナウィルス」といった、今までの業務の延長線上では対処が難しい状況に対して、デジタル技術やIT技術を有効活用することが求められています。

何度かこのブログでもお話させていただきましたが、弊社でも、4月上旬~5月下旬まで、在宅で仕事をしていました。

自宅では4台のディスプレイを利用し、効率的に仕事ができる環境であったので私の場合は、作業を行う上での不便を感じることは特段ありませんでした。
また、お客様や同僚とのコミュニケーションには、TeamsやWebEX、SKYPEといったWEB会議システムを積極的に活用し、これらが予想以上に有効であることもわかりました。
すっかり使用にも慣れましたので、今後もWEB会議などのツールを活用して、スピーディーな対応をお客様にご提供させていただきたいと思います。

お客様とのお打合せにおいて、

在宅勤務になりましたが、この間に社内でmodeFRONTIERが仕事してくれるので助かっています!

という、ありがたいお言葉を何度かいただきました。

キーとなったのは、modeFRONTIERのRPA(Robotic Process Automation)技術、つまり、ソフトウェアの自動実行です。

お客様が在宅勤務の間、modeFRONTIERがお客様に代わって、オフィスで各種CAEを自動実行&最適化計算し、有益なデータを自動的に蓄積しています。その後、お客様が出社されたら、それらのデータを分析し、有益な知見を取り出したり、各種機械学習機能を用いて様々な用途に活用することができます。

今後は、ご紹介したようなRPA、IT、デジタル技術を使いこなすことが技術者とって必須なスキルになってくるのかなと考えています。

 

ちなみに、我が家では”ふき掃除ロボット”が大活躍中!

見た目そのままに”シロちゃん”と名付けました。頑張り屋さんのシロちゃんは、寝る前にボタンを押せば、夜中に静かに、フローリングの床を水拭きしてれます。

 

我が家のシロちゃん

 

シロちゃんが、その能力を存分に発揮するためにやっておくべきことがあります。それは、シロちゃんが働きやすい環境を作ること - つまり”床に余計な物を置かない&片づける” - ということです。

実はmodeFRONTIERで最適化を行う場合も、同じ考え方が必要なんです。

対象物について何も知らない”最適化アルゴリズム”(=シロちゃん)に良い仕事(=くまなく拭き掃除する)をさせるためには

○影響がある因子を入力変数とする

○極力、連続的な解空間になるように入力変数を設定する

○不要な探索を避けるために制約条件を設ける

○厳し過ぎる制約条件はアルゴリズムが路頭に迷うので避ける

○評価項目を定量化する(適切な目的関数を設定する)

など、人間が問題設定を的確に行うことで、アルゴリズムが働きやすい環境を作ることがとても大切です。

弊社では、上記に関しても可能な限りサポートさせていただきますので、何かございましたらお気軽にご相談ください。

 

多目的ロバスト設計最適化支援ツール「modeFRONTIER」や最適化についてご紹介したオンラインセミナーを開催しています。

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modeFRONTIERで何ができるかを知りたい方には特徴や機能を、ユーザー様には、具体的なアプリケーションとの連成方法等を短時間でご紹介。目的にあわせてご選択ください。

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【modeFRONTIERで機械学習】
・新しい応答曲面(H2O.ai)
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■その他、IDAJがご提供するオンラインコンテンツをご紹介しています。

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