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【適用事例紹介】生産性の向上や建築設計の効率化、技術者連携に「modeFRONTIER・VOLTA」をご活用(竹中工務店 様)

皆さま、こんにちは。

IDAJの中井です。

 

今回は、竹中工務店 様でmodeFRONTIER・VOLTAをご活用いただいている事例をご紹介します。

同社は、「最良の作品を世に遺し、社会に貢献する」という経営理念のもと、創立以来、お客様 の期待に応える建築を提供されています。伝統建築からスポーツ施設、空港関連施設、集合住 宅などを、設計と施工というそれぞれの領域で活動するプロフェッショナルが一体となり、「サステナ ブル・ワークス」という考えのもとで様々な「作品」として世に送り出し続けています。

 

 

クラアントの要望を指標化して効率的に評価し、設計者がもつ“感性”で判断を下す


建築のデザインというのは、最終的には、意匠的な側面も含めた全体的なバランスが非常に重要です。設計者は、生成されたデザイン案に対して、出力パラメータなどの指標では判断できない“形”を確認し、より良いデザインとなる1案を選択します。この選択では、設計者の感性が一番活かされるところですので、現状では、この選択の経験は数値化せずに、設計者自身が判断しています。


 

クラウドサービス等の積極的な活用で、最大で20倍の計算時間短縮に成功


超高層の建物の構造設計の際には、地震発生時の影響を予測するために、自社で開発したHyperというツールを使って応答解析を実施します。実際、制震部材の配置最適化において、4つのデザインを同時並行で最適化し、計算時間をかなり短縮することに成功しています。4デザインを同時に計算することで、単純に4倍の速度が出ますし、さらに計算実行のためのマシンスペックをあげることで10~20倍の速度を達成しました。設計者が普段使っているマシンでは、1ケースあたりの計算に5分ほどかかりますので、1,000~2,000ケースの計算では3日半~7日かかることになります。仮に20倍の速度で計算できるとすると、4時間~8時間にまで計算時間が短縮されます。


 

本事例の詳細は、こちらをご覧ください。
竹中工務店様でご利用いただいている製品やサービスに関するご質問、ご不明点がございましたら、下記までお気軽にお問い合わせください。

 

■お問い合わせ先

株式会社 IDAJ 営業部
E-mail:info@idaj.co.jp
TEL: 045-683-1990