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【製品インフォメーション】軽量化のためのソリューション ~位相最適化~

皆さま、こんにちは。

IDAJの石原です。

 

自動車の燃費を改善するためのアプローチの一つに、車両の軽量化があげられますが、その軽量化を実現するための技術として位相最適化が注目されています。これまでは、形状の最適化という解析テクノロジーは存在していても、最適化された形状をCADへ反映させる手法がなかったため、設計業務に適用することができないという状況にありました。

そのソリューションの一つとして、弊社では、位相最適化と最適化形状をCADへ反映させる機能を持つ「GDE」をご提供しています。(「GDE」はダッソー・システムズが開発したプロダクトです。)

 

3Dプリンタに象徴されるように、これまでになかった新しい製造方法が登場し、極端な例では、製造制約を全く受けない位相最適化が可能なことがあります。そのため、最近設計された建造物や構造物では、曲線的な意匠が目立つようにもなってきました。

 

このような製造制約を受けない、より自由な形状を作成するためのソフトウェアには、

(1)CAD

(2)位相最適化機能

(3)構造解析機能

といったテクノロジーが必要です。

 

ところが現在は、(1)~(3)ともそれぞれ異なった会社が開発する、別個のソフトウェアとして提供されていることが多いため、これらをユーザー自身が連携させて使用することは、技術的には実現可能であっても、使用するデータや操作方法の違い、導入コストなどの理由から、非常に面倒であるかまたは困難であると言わざるを得ません。

また、それぞれのソフトウェアの利用技術(ノウハウ)が必要であるため、担当者によって、最適形状や最適化後の重量などに大きなばらつきを生むことも懸念されます。

ダッソー・システムズがご提案する次世代の開発プラットフォーム3DEXPERIENCEでは、CATIA上から位相最適化を実行することができますので、これまで大きなハードルであったCADへの最適化形状の反映も、問題なくクリアすることができます。

また、3DEXPERIENCEという統合環境において、CADによる形状作成、位相最適化、構造解析などを実行することができるため、操作習得までの時間を短縮することができ、属人的なスキルを必要としないシミュレーション環境を社内に展開することができます。

 

位相最適化で得られた情報を形状データまで戻す技術は、CAEベンダーのみでは難しく、古くからCADを開発しているダッソー・システムズならではの新たなテクノロジーとして注目に値します。

資料請求なども承っていますので、ご不明な点などがありましたらどうぞお気軽に下記までご連絡ください。

 

■お問い合わせ先

 

株式会社 IDAJ 営業部

E-mail:info@idaj.co.jp

TEL: 045-683-1990