SIMULIA Abaqus Unified FEAの機能性
皆さま、こんにちは。
IDAJの飯田です。
弊社で販売しているSIMULIA Abaqus Unified FEAは1978年、今から42年前にD. Hibbitt博士らが設立したHKS社からリリースされたAbaqusをその起源としています。この時期には、ANSYSやADINA、機構解析プログラムのADAMSなども続いてリリースされています。
(Abaqusの語源は、ギリシャ語のaboxに由来しており、「砂をかぶった板」という意味です。)
⇒CAEの歴史については、弊社Webページの解説もぜひご覧ください!
これだけの歴史がありますので、ハイエンドソルバー「Abaqus」の認知度はおかげさまで非常に高いものがあります。
しかし、Abaqusの開発元であるダッソー・システムズが実施したリサーチによると、「Abaqusの機能」については、詳細には知られていないという調査結果が出たそうです。
そこで今回は、この場をお借りして、Abaqusの特徴的な機能を3つほどご紹介させていただきます。
ポイント①:収束性
Abaqusは、陰解法でも精度よく解を得られるように、収束性を高める機能に注力して開発が進められています。
ポイント②:接触
非線形構造解析の象徴ともいえる「接触機能」。
最も特徴的な機能は一般接触です。この自動接触機能を使うと、以下に示すような接触の定義が極めて難しい解析が可能となります。
ポイント③:陽解法
線形解析、陰解法非線形解析、陽解法非線形解析といった構造解析の3大領域の解析機能の全てがAbaqusという一つの環境に含まれています。
したがって、陰解法で収束が難しい解析を陽解法で実施することができます。(陽解法の解析のために別のツールを使う必要がありません。)
今回は、ポイントを3つに絞ってご紹介しましたが、他にも
・大変形解析
・CEL、SPH、DEM機能
・解析を安定化するリメッシュ機能
・機構解析
・音響解析
・亀裂進展解析
といった、Abaqusならではの機能があります。
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