CAEとは?製品開発に貢献するこれからのCAE

Digital Engineering Solution by
Products, Technologies and Services

CAEは、Computer Aided Engineeringの頭文字をとったもので、工業製品の設計・開発工程においてその作業を支援するコンピュータシステムを指します。 具体的には、製品にまつわる様々な物理現象をコンピュータ上でシミュレーションすることで、構造解析、機構解析、熱流体解析、燃焼反応解析、電磁場解析、音響解析、制御ロジック診断解析、最適化解析とそれらすべてを統合したシステムシミュレーションなどが含まれます。

しかし、ソフトウェアやハードウェアが目覚ましい発展を遂げた今、「CAE」は、従来の「解析」や「シミュレーション」という範疇を超えて、「バーチャル・エンジニアリング」としての役割を求められています。そこでIDAJでは、CAE技術の究極形は、コンピュータ上でバーチャルプロダクトを構築することであることを踏まえて、「製品開発に貢献するこれからのCAE」のために、3つのキーワードで「CAE」を再定義したいと考えています。

CAE for Virtual Product

従来のCAEが、製品の簡易化された形や特定の条件下で解析を行っていたのに対して、これからのCAEは、製品全体や製品が使われる実際の使用状況を想定した解析、すなわち「バーチャル・プロダクト」を解析対象とすることが求められています。そのためには、構造解析、熱流体解析、電磁場解析、音響解析などを融合させたMulti-Physics、0次元、1次元、3次元、リアルタイムなどを融合させたMulti-Scale、Co-Simulationなどの広範囲をカバーするソフトウェアと解析技術が必要です。同時に、お客様の製品開発に精通し、様々なCAE技術を複合的に利用する最適なソリューションをご提供しなければなりません。IDAJは、様々なソフトウェアと解析、お客様の製品開発に関連する知識と経験が豊富なエンジニアを抱えており、お客様の将来的な要求にお応えする体制を確立しています。

CAE for Innovation

CAEは、単に解析をして結果を評価するだけの技術にとどまらず、イノベーションに欠かせない戦略的な技術となりつつあります。厳しい競争環境で勝ち抜くには、今までとは異なる発想で、イノベーションを起こすための製品開発が求められています。そのためCAEには、最適化やデータマイニング、ビッグデータ、AIなどの様々な新しい技術と組み合わせてお客様のイノベーションをサポートするソリューションが必要です。IDAJは、CAE技術に対して積極的に最適化やデータマイニングを取り入れ、今後はAIなどにも取り組みます。

CAE for Process Transformation

CAEは、製品開発プロセスに深く浸透し、開発の上流工程から生産技術を含む下流工程にまで適用されており、近い将来、「バーチャル・プロダクト」が主導の開発プロセスが確立されるだろうと予想されます。そのためにCAEには、PLMやPDMなどの設計基幹データベースと連携してシームレスにデータをやり取りすることや、「バーチャル・プロダクト・ライフサイクル」の管理が求められます。また、設計者がCAEを使えるように自動化や専用システムの構築も重要です。IDAJは、CAE分野における自動化やPLM・PDMとの連携、専用システムの開発を専門的に担うチームがあり、今後のCAE環境の大きな発展に対応できるよう準備を整えています。

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