ReqMan要求仕様から要件定義・提案活動における分類・整理・比較作業の効率化支援ツール
概要
ReqMan®は、ドイツのem engineering methods AGにより開発された要求管理効率化ツールで、ファイル形式や構造に関係なく、ユーザー要求仕様を自動的に分析・評価し、顧客から示される様々な仕様・要求文書等を整理することで、自社内で要件定義やデビエーションリスト(Deviation List)等を作成するまでの工数を劇的に削減します。現在、全世界で100社以上の企業に採用されています。
要求仕様の内容把握、コメント変更や改変内容の理解に多くの工数を費やしている
製品開発段階または検討段階においては、顧客や顧客が関連する部署等から要求仕様書が、大量に送られてきます。
要求仕様書は顧客によってフォーマットがバラバラで、様々な言語で記載されているケースがあるため、それら膨大な要求仕様書の内容把握には数日から数週間かかることも珍しくありません。さらに、要求仕様書には日々変更が加えられ、変更箇所や文書内の構成の把握に非常に多くの時間を浪費していることが想定されます。
顧客→自社各セクション→仕入先など各工程間での情報のやり取りに多くの工数やミスが発生している
文書のやりとりは、顧客と自社間だけでなく、社内の関連部門間、自社と仕入先間でも発生しており、そのすべてにおいて多くの工数がかかったり、ミスが発生する可能性があります。
顧客からの要求仕様を素早く「分類・整理・比較」、要件定義までの工程を劇的に効率化
顧客要求から提案活動にわたる作業の効率化とスピードアップを支援するのがReqMan。サーバーシステムによってチーム内での要件分類作業と共有を実現し、これらの情報をPDM・PLM等の社内システム、次工程部門、顧客、パートナーへ送付することが可能です。また、要求仕様の分類を自動化することで、分類作業に費やしていた時間や人的なミスを大幅に低減することができます。
要求仕様の分類を自動化するために必要な工程は、要求文書を読み込んで分析する(①)、チーム内で要求を評価および比較する(②)、結果を次工程部門、顧客、パートナーに渡す(③)の3ステップです。このシンプルな操作ステップもReqManが多くの企業で活用されている理由の一つです。
ReqMan導入効果
● ドキュメント分析・比較 | :84~97% |
● 効率化された最大ケース | |
・最も複雑なケース(ドキュメント分類) | :25時間⇒15分 |
・中程度の複雑なケース | |
- 120頁程度のドキュメント分類 | :16時間⇒5分 |
- 900頁程度のドキュメント分類 | :5人日⇒5分 |
分類・比較特化型ツール |
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簡単な操作と高速処理 |
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見逃しや抜け漏れの低減 |
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変更履歴の追跡、 情報の見える化 |
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顧客志向の開発体制 |
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柔軟なライセンス構成 |
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