営業部通信:シミュレーションを身近に感じるとき
皆さま、こんにちは。
IDAJの営業部:担当Hです。
CAEという業界に入ってかなりの時間が経ったのですが、自分の家族、特に年配の両親にどんな仕事をしているのかを伝えることが難しく、いつも苦心しています(笑)。
そんな中で、親世代でもわかりやすく、シミュレーションの世界を垣間見てもらえるのがパーティクルシミュレーターRocky DEMの事例。
開発元が楽しい題材で様々なコンテンツを作成してくれますので、個人的にも動画を楽しみにしているところがあります。
まずは、この楽しい事例の提供を可能にしている、Rocky DEMの特徴の一部をかいつまんでご紹介します。
実形状粒子による高精度なパーティクルシミュレーション
多くの離散要素法(DEM)によるシミュレーションツールでは、球形以外の粒子形状を取り扱うことができないか、球形粒子の集合体として非球形粒子をモデル化しています。
その点、Rocky DEMは、多面体として粒子の実形状をモデル化することで、高精度なパーティクルシミュレーションを実現します。

Rocky DEM標準の粒子形状と形状作成例
その他、Volumeタイプ、Shellタイプ、Fiberタイプと多岐にわたり、これらの粒子を剛体としてだけなくフレキシブルな要素としてもモデル化することができます。
任意の形状を3次元CADで作成して利用することができるため、実物の粒子を3次元スキャーナーで読み込んでパーティクルシミュレーションに使用することができます。
こちらはクリーナー(掃除機)の事例です。
Rocky DEMでカーペット(絨毯)上の糸くずやごみくずをクリーナー(掃除機)で吸い込むシミュレーション事例です。カーペットや糸くず、髪の毛はフレキシブルファイバー粒子で表現しています。
農業機械や食品加工業界など身近なものに対するシミュレーションの適用
【適用事例】Rocky DEMを用いた農業分野におけるプロセス開発:その効率化と加速
【適用事例】パーティクルシミュレーション(DEM)で食品加工における課題を克服(その1)
【適用事例】パーティクルシミュレーション(DEM)で食品加工における課題を克服(その2)
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