HILSでの10モード走行の自動制御
- 分野1:
- 機構解析
- 分野2:
- 最適設計
使用ソフトウェア
modeFRONTIER、CRAMAS概要
modeFRONTIERの多目的関数最適化機能は、単にCAE分野のみならず、組込み制御系へ応用することもできます。そこでCRAMASとmodeFRONTERの連成方法を確立しました。テスト問題として「エンジン+ATの簡易モデル」を使い、 HILSで10モード走行の自動制御を実施しました。
CRAMASとmodeFRONTIERは、互いにMATLAB/Simulinkのダイレクトインターフェース機能を持っているので、Simulinkを介することによりmodeFRONTIERからCRAMASをコントロールすることは非常に容易です。ドライバモデルのアクセル・ブレーキ操作量を目標車速の違いからmodeFRONTIERが判断し、最適なパラメータを導出します。CRAMASの操作が記述されているM-fileをバックグラウンドで自律制御するので、リアルタイムコントロールを可能としました。
応用例としては、実機計測データを元にしたモデルの自動チューニング、さらにはモデルベース開発(MBD)による、RAM値の適合や、実機計測データを元にしたRAM値の適合も可能です。
解析種別:多目的最適化
課題等:MATLAB/Simulink連成、MBD、HILS、自動制御、CRAMAS、操作量
