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電子機器向け熱流体解析ソフトウェア『FLOTHERM』国内販売開始のお知らせ ―CDAJが英国Flomerics社と熱流体解析ソフト販売代理店契約を締結―

株式会社シーディー・アダプコ・ジャパン(以下CDAJ)は、このたび、Flomerics Group PLC社 (以下 Flomerics社)で開発された電子機器向け熱流体解析ソフトウェア『FLOTHERM(フローサーム)』をはじめとする各種ソフトウェアを日本国内において販売開始しました。

Flomerics社の中心的プロダクトである『FLOTHERM』は、1989年に世界で初めて電子機器の熱設計専用に開発された熱流体解析ソフトウェアです。現在は、エレクトロニクス産業向けの熱流体解析ソフトウェアとして世界でトップシェアを獲得し、そのシェアはすべての競合商品の合計シェアに匹敵します。『FLOTHERM』は電子機器内部およびその周りの気流と温度分布を予測することに特化しており、その使い易さや、電子機器解析のために開発された機能により、簡単にしかも素早く結果を得ることが出来ます。『FLOTHERM』を使用することによって、設計の初期段階において、ホットスポットや潜在的熱問題を発見することができるため、それらに対してすぐに対策をとることができ、設計後期における高価なデザイン変更を最小限に抑えることが期待されています。
『FLOTHERM』は、第一に新しい製品をいち早く市場に投入できる、第二に電子機器設計における熱対策の検証と再設計に関わる膨大な費用の削減が期待され、コンポーネントからコンピュータルームまで、全てのレベルでの電子機器設計を強力にサポートします。

特徴

1.他の追随を許さない解析スピードと使い勝手の良さ
  • 使い勝手の良いGUIと汎用パーツ群
  • 豊富な部品/物性データベース
  • インターネットを利用した最新モデル作成機能
  • 部品を置いた瞬間に完了する解析メッシュ作成
  • 不連続メッシュによるメッシュ数削減
2. CADデータの有効利用
  • IDFファイル読み込みが可能
  • STEP・SAT・IGESデータの読み込みおよび簡易化機能付加
3. パッケージの詳細モデルと簡易モデル作成機能(FLOPACKとの連携)
4. 最適設計機能(Command Center)
5. EMC解析プログラムとのシームレスなリンク(FLOEMCとデータの完全互換)
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対応プラットフォーム

  • Windows 32bit 2000/Xp
  • ※FLOTHERM v6.1より、ソルバーのみWindows 64bit・LINUX 32bitに対応予定
Flomerics Group PLC社 について

1988年英国ロンドンにて設立され、1989年世界ではじめて電子機器専用熱流体解析プログラム『FLOTHERM』をリリースしました。その後、1990年代半ばにICの詳細モデリングツールである『FLOPACK』を画期的なWebベースのツールとして提供開始したのを皮切りに、1999年にはKCC社の買収によりFlomerics社内にEM部門を設立、2000年にはシステムレベルのEMC対策をターゲットとした『FLO/EMC』をリリースして、現在の熱対策/EMC対策統合ツールとしての『FLOTHERM-SUITE』を完成させています。その他詳細情報についてはウェブサイトをご参照ください。(http://www.flomerics.com

*本文中に記載の会社名、商品名、サービス名等は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
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