CAEの実行環境を飛躍的に向上させるプロセス自動化及び統合支援Webシステム『EASA』国内販売開始のお知らせ
株式会社シーディー・アダプコ・ジャパン（以下CDAJ）は、このたび、米国EASA Ltd.社と『EASA（イーサ）』（開発元:AEA Technology社）の国内販売契約を締結し、本格的な販売を開始しました。
EASA（Enterprise Accessible Software Applications）は、企業内に散在するソフトウェアの統合化や入力が煩雑な汎用解析ソフト（CADや内製コードも含む）の自動化等の利用環境を改善する目的で、英国AEA Technology社で開発され、世界各国で活用されているシステム構築用フレームワークです。業務ノウハウを落し込んだ実行アプリケーションを解析専門家が構築し、専用Webブラウザに登録することで、設計者である利用者が複数の事業所から手軽にプロセスが実行できるだけでなく、データやJOB全体の統合管理を実現します。
CAD/CAE需要の拡大とソフトウェアの技術革新により、ユーザーは利用目的に応じて様々なCAD、CAE、その他関連ツールを導入しています。しかし、個々のツール毎の多機能化が進む反面、ユーザーが業務で必要とする機能は限られており、ユーザーにとって豊富な機能を持つGUIは、かえって操作が難しいものとなるケースが多くあります。また、依然として、CAE業務はソフトウェアの利用技術や解析手法を熟知した個々の解析専任者への依存度が高く、多くの設計技術者が簡単に利用する段階へは至っていません。
多くの企業では、これらの問題を解決するため、独自のシステム構築により、業務実行に必要なソフトウェアの機能を簡素化し、汎用性を高めることを試みてきましたが、システム構築作業それ自体は、社内のプログマーや専門会社へ委託する以外に方法がありませんでした。また、一部のソフトウェア開発会社がシステム構築用のプラットフォームも開発し、汎用ツールとして提供していますが、その殆どがやはり高度なプログラミングスキルを要し、解析専門家を含む一般のユーザーにはハードルが高いものとなっています。
CDAJでは、個別プロセス統合に関する問題に対しては、これまで個別開発によるシステム構築をご提案してきました。その経験からCAEユーザー自身がプログラマーや専門会社に依存することなく『プログラミングなしで簡単にシステム構築できるプラットフォーム』としてEASAの提供を新しく開始しました。これにより、今後、予測される新規ソフトウェアの導入やCAE技術の蓄積問題に対して柔軟に対応できるだけでなく、より戦略的な『設計者向けCAEツール』としての運用拡大のサポートができるようになりました。
特徴
- ソフトウェア・データベースのシームレスなWeb利用環境を実現
- アプリケーションビルダーにより（プログラミングなしで）簡単にGUI構築が可能
- データ・ユーザー・アプリケーションの一元管理
- 多言語に対応可能なライブラリーを標準装備
EASAはクライアントサーバー･システムで、ユーザーはサーバーコンピューターに設置されたEASA環境にアクセスし、Webブラウザ上に表示されたEASAのアプリケーションライブラリから目的のアプリケーションをダウンロードします。ユーザーにより条件入力及び計算実行されたジョブは、EASAサーバーを介してネットワーク上のアプリケーションプログラムを自動的に実行し、計算後の結果とデータをユーザーに提供します。このようにEASAはWebポータルを利用して社内に保有された個別アプリケーションの自動実行環境を実現します。
プラットフォーム
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Server: PentiumIII 800MHz以上推奨
Windows 2000 or XP, Linux - Client: PentiumIII 500MHz以上推奨
Windows 2000 or XP, Linux
IE5.0以上、Netscape Netnavigator 6.1以上推奨
EASA社 について
EASA社は、エンジニアリング業務を強力に支援するソフトウェア開発と販売の専門会社で、主力商品であるEASA（Enterprise Accessible Software Applications ）は、多くの企業で導入され、ITの業務改革を実現するシステムとして絶賛されています。現在、同社は、Dr.Sebastian Dewhurst（元AEA Technology社）がPrsident & CEOとして米国 本社に常駐。開発部門を英国オフィスに置き、代理店としてオーストラリア、中国、日本など、ワールドワイドにEASAの販売・サポート体制を携えています。
（http://www.easasoftware.com）
