IDAJオンライン展示会

人とくるまのテクノロジー展
(横浜・名古屋) 2020
2020年は残念ながら出展できませんでしたが、当日、展示・ご説明する予定にしていた製品をこちらでご紹介します。 ご興味がある製品・サービスがございましたら、どうぞお気軽にお問合せください!

自動運転・IoT・電動化・AI・モビリティ化時代の機能設計・性能設計を進化させるMBD・CAEの活用

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自動運転、Iot、電動化、AI、モビリティ化など、”くるま”に求められる機能や製造要件、人と”くるま”の関わり方は大きく変化し、今後もその傾向はますます加速していくことが想定されます。限られた開発期間、限られた開発コストで、これまでにないレベルの各種規制をクリアしながら、これまでにない”くるま”を創造するために、デジタルエンジニアリングの徹底した活用はある意味で必須要件となっています。したがって、各設計プロセス全域において、各物理領域のトレードオフを考慮しながら、さらに、制御とメカとも連携しながら、バーチャル空間で迅速かつ的確に検討を進めなければなりません。
IDAJでは長年、アッセンブリメーカー様やサプライヤ様に対して各種MBD・CAEソリューションをご提供し続けてきました。本展ではそれらの中から、自動車業界ではデファクトスタンダードとなった開発V字サイクルの各フェーズで適応されるMBSE・MBDソリューション、ISO-26262:2011 ASIL D対応のセーフティクリティカルな組込み制御ソフトウェア開発支援ソリューション、電機・電子システムを対象とした各種機能安全規格に対応するための安全性信頼性分析ソリューション、各種コンポーネント詳細設計を支援する高機能CAEソリューション(熱流体・構造など)、電動化が加速する時代のエレクトロニクス部品の熱マネージメントソリューション、増え続けるデジタルデータの有効管理・有効活用・共有化を可能にするSPDMソリューション等の情報を提供させていただきます。


1展示ソリューション一覧
  • MBD・CAEソリューション
  • 自動車総合シミュレーションプラットフォーム「GT-SUITE」
  • 最適化エンタープライズソリューション「modeFRONTIER・VOLTA」
  • エンタープライズMBDプラットフォーム「Aras Innovator」
  • 熱流体解析ソリューション「Ansys」
  • オートノマスメッシング熱流体解析プログラム「CONVERGE」
  • クリティカルなシステム・ソフトウェアの統合開発環境「Ansys SCADE」
  • 安全性・信頼性エンジニアリングのための統合ソリューション「Ansys medini analyze」
  • マルチツール連携、MILS、SILSからHILSまでモデル共有を可能とするシミュレーションプラットフォーム「xMOD」
  • オープンソースベース汎用CFDソフトウェア「iconCFD」
  • 電子機器専用熱設計支援ツール「Simcenter Flotherm」
  • 総合有限要素法解析プログラム「SIMULIA Abaqus Unified FEA」
  • エンジニアリング・コンサルティング ほか

高いレベルでの協調設計を実現

解説者

<MBD(Model Based Development)とは>

  • 広い意味では、仮想的な実験に置き換わる“数値モデル”を使用して設計、開発の検討を行うことを指す
  • 狭い意味では、ここに制御モデルと連成させ、主に“制御モデル”を検討、検証することを指す

モデルベース開発とは、簡単にいえば、コンピュータによるシミュレーション技術を駆使して開発対象を「モデル」化し、その「モデル」をベースとすることで、開発を効率化する手法です。モデルベース開発は、一般的に、シミュレーションを駆使した開発手法を指していわれることが多く、自動車産業のほか、システム開発などで用いられています。
しかし、モデルベース開発は、導入されている会社によって解釈や定義が異なるのではないかと思います。 IDAJは、各社様のご状況によって、実際には既に利用されている各種ツール、今後、導入するツールやサービスなどのプランにあわせて適切なソリューションをご提案します。

タイトル 講演者
10:10-10:45 ESTECO software technologies today and future Challenges
(逐次通訳をいたします)
タイトル ESTECO software technologies today and future Challenges
(逐次通訳をいたします)
講演者 ESTECO 社 様
時間 11月14日(木) 10:10-10:45
概要 Participants will have the opportunity to learn more about some highlights of the company development in the last year and ESTECO future actions and directions for the research and innovation work program.
ESTECO 社 様
解説コラム
タイトル関連キーワード
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【IDAJ-BLOG】デジタルデータを使い倒す
  • CAEはどのように使われてきたか?MBDプロセスへの取り組み
  • モデルを徹底的に使い倒す
  • 結果を徹底的に使い倒す
  • SPDMのススメ
【IDAJ-BLOG】デジタルトランスフォーメーション視点で”ニューノーマル”を考える
【IDAJ-BLOG】AI活用、その前に(全4回)
事例紹介
★以下、資料請求を承ります。お気軽にご連絡ください!
  • CAEからMBDへ ~ものづくりに真の変革をもたらすデジタルエンジニアリングプロセス~
  • 熱回路網を用いたバッテリー冷却回路の設計
  • 縮退化技術を利用したCFDと1Dシミュレーションの連成
  • V字開発プロセスの左右バンクに跨る課題と右バンクリソースの有効活用に関するご提案
  • EVモータ評価ベンチにおけるモデルの活用
  • 熱とノイズの協調設計を実現する高効率・高精度なシミュレーション技術とその活用方法
  • 効率的なエンジン設計を実現する3次元CFD活用方法のご提案
  • 標準プロセス構築と効果的なプロセスの運用を支えるIDAJのソリューション
  • IDAJ SPDMで実現するシミュレーションプロセス&データ管理
  • システムズエンジニアリング、MBSEのご紹介 ―日本の開発現場における期待と誤解―
  • Roles of Modeling and Simulation in xEV Battery Revolution
  • サプライヤ×OEMによる協調設計を目指して ~IDAJがご提案するバッテリーのモデルベース開発~
  • リチウムイオン電池開発における活用方法のご紹介
  • 詳細バッテリーモデルによる統合熱マネモデルのご紹介
  • プロダクトの最新情報と今後の開発計画(逐次通訳をいたします)
  • バッテリーパックの3次元熱応力・疲労・衝撃評価手法のご提案
  • xEVバッテリー劣化シミュレーションのご紹介
  • 冷却回路を含むバッテリー全体の高速・高精度な3次元非定常熱解析
  • システムモデルを用いた効率的なBMSソフトウェア開発手法のご紹介

3xEV開発・ガソリンエンジン開発、MIL/SIL/HIL活用、リアルドライブシミュレーションには「GT-SUITE」

解説者
エンジン性能解析ソフトウェアGT-POWERとして世の中に登場したGT-SUITEは、毎年バージョンアップを重ね、現在では解析可能な領域が、冷却回路、潤滑回路、燃料噴射回路、油圧回路など、あらゆる流体解析分野へと拡がり、加えて車両エネルギーマネージメントや燃費計算といった車両走行シミュレーション領域、さらにはバルブトレイン・カムシャフト、クランクトレイン、ギヤ・チェーン・ベルトドライブ、トランスミッションといったメカニカル領域などへと及び、自動車全体の解析シミュレーションを視野に入れたソフトウェアへと大きく変貌を遂げました。 近年は、バッテリーEV、HEVなどのxEVに対応するための電動部品のモデルの拡充に積極的に取り組んでいます。
IDAJは単にソフトウェアをご提供するだけでなく、シミュレーションの活用方法のご提案と技術構築、カスタマイズ、コリレーションなどをコンサルティングサービスとしてご提供します。
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4「機能設計と形状設計」のサイクルを効率的に

解説者
ROM(Reduced Order Model)は、3Dモデルの本質的な挙動を維持したままモデルの次元を落とし(縮退化)、解析時間とデータの容量を大幅に削減する手法です。縮約モデル、低次元化モデルなどとも呼ばれます。 最近ではいくつかのソフトウェアにその手法を用いた機能が追加されています。
ROM技術が求められる背景の一つに、MBD(Model Based Development:モデルベース開発)の推進による、シミュレーションの適用領域の拡大があげられるのではないでしょうか。
関連製品
Ansys Twin Builder「Dynamic ROM」
Simcenter Flotherm
Ansys Q3D/2D Extractor
エンジニアリング・コンサルティング

5安全性・信頼性エンジニアリング

解説者
Ansys medini analyzeは、電機/電子システム(E/Eシステム)を対象に、 ISO26262、IEC61508、ARP4754Aなどの機能安全規格で求められる安全性や信頼性を分析するための統合ソリューションです。
システムのアーキテクチャモデルに、HAZOP、FTA、FMEA、FMEDAといった従来は別々のツールで実施されることが多かった安全性分析手法を関連付けるモデルベースアプローチにより、効率的に安全性・信頼性分析を実施することができます。
また、単一のツール上で情報を統合することで、容易に設計情報と安全性分析結果の一貫性とトレーサビリティを確保します。

6新ソリューション登場「3DEXPERIENCE SIMULIAオン・クラウド」

解説者
「SIMULIA Abaqus Unified FEA」は、ハイエンドな構造解析ソルバーとして、世界中の多くの企業・大学・研究機関で利用されています。自動車、航空、防衛、化学、家電など様々な産業の先進企業で日常的に用いられており、そ の変わることのない強力なロバスト性と正確さ、また高い性能と使いやすさから製品の挙動をシミュレートするために不可欠なプログラムとなっています。
新ソリューション「3DEXPERIENCE SIMULIAオン・クラウド」は、高機能非線形構造解析ソフトウェアAbaqusのソルバーをベースに、その高い収束性を維持したまま、設計者・エキスパート向けのインターフェイスを持たせた新しいソリューションで、計算環境は、オンプレミス、HPC、クラウドからユーザーが自由に選択することができます。これまでは難しかった、使いやすさと高機能性に裏付けられた計算精度の高さの両立が可能となり、設計者や解析エキスパートだけでなく、各プロジェクトのマネシャーの意思決定を支援します。
事例紹介
【IDAJ-BLOG】パイプの1点曲げ加工と多段曲げ加工、複合材を使用した非線形構造解析
【IDAJ-BLOG】CONVERGEによるAbaqus連成・流体構造連成シミュレーション

★以下は一部を除き、資料のご提供が可能です。お気軽にご連絡ください。

  • 車載用電子部品とパワーモジュール耐久性の高精度シミュレーション (横浜国立大学様)
  • 火災を受ける鋼材+コンクリート複合梁の崩壊解析 (竹中工務店様)
  • 自動車用金属ガスケット開発におけるCAEの活用 (日本メタルガスケット様)
  • 排気製品を対象としたABAQUSとオープンソースベースCFDコードの双方向連成技術の開発と適用 (カルソニックカンセイ様)
  • 3DEXPERIENCEによる設計者CAE環境構築 (武蔵精密工業様)
  • 材料特性の検索と解析ソフトウェアへの転送機能 (Key to METALS AG様)
  • 複合材料のマルチスケール非弾性解析手法とその適用事例 (筑波大学様)
  • 樹脂の硬化収縮を反映した回路基板の反り挙動解析 (富士通研究所様)
  • Multi-scale analysis for structural design on engine exhausted heat recovery system using thermoelectric element (IDAJ)
  • コンバーター熱応力解析精度の向上 (ユタカ技研様)
  • 一般化GAP要素による接触挙動を適用したBIWモデル動的陰解法解析(本田技術研究所様)
  • 製造業におけるEngineering Simulationの品質保証とPredictive Simulationへの展望 (慶應義塾大学様)
  • 水素ステーション用蓄圧器開発におけるCAEの取り組み (八千代工業様)
  • 高圧ガスを貯蔵する設備の耐震性能評価 (高圧ガス保安協会 様)
  • ビルドアップ基板における多段スタックビア構造の粘弾性解析 (富士通研究所様)
  • 車載用熱電発電ユニットにおける製造から実稼働を考慮した構造解析アプローチ(本田技術研究所様・IDAJ)
  • セルフピアシングリベッティングにおけるALE法、CEL法、SPH法の比較(IDAJ)
  • Abaqusを用いた粘弾性解析(琉球大学様)
  • Tosca Structureによるノンパラメトリック最適化の手法(IDAJ)
  • 自動車用着座センサ開発におけるCAEの活用(フジクラ様)
  • ホイールの衝撃解析(BBSジャパン様)
  • パイプ曲げ加工の成形性予測技術の開発(三五様)

7「作業」ではなく「設計」に集中するためのMBD環境を実現!

解説者
様々な業界において、ソフトウェアはますます複雑化しており、要求は高度化するばかりです。また、求められる安全性も日々、高度になっています。しかし、開発のリソースが増やされることはなく、工数の削減と同時に品質の向上を図り、さらには、認証への対応を求められているのではないでしょうか。となりますと、開発手法そのものを見直すしかない状況に置かれています。そこで、このような状況を打破すべくモデルベース開発(MBD:Model Based Development)を導入して、複雑な設計内容をモデル化することが推進することが求められます。
「ソフトウェア開発コストを30~50%削減できた!」という実績もあります。

8自動車1台まるごと熱解析~自動車分野の電子機器熱設計~

解説者
自動車業界は今、100年に一度の大変革期に直面しています。
その背景にあるのがCASEに代表される技術革新。
自動車は、通信モジュールやV2X車載器、マルチメディア機器などを搭載し、常時ネットワークに接続されたコネクテッドカーに変化しており、2030年までに10億台の自動車がネットワークに接続されると言われています。
特に5G規格の普及による通信速度向上や、半導体の処理能力の向上がより一層進むことで、デバイスの負荷は増大し、それに伴って発熱密度や発熱量も増加。定常状態を想定した設計では破綻してしまい、走行状態や路面状態を考慮した過渡状態を前提にした熱設計が主流になりつつあります。そして、その熱設計を担うのは製品設計段階で検討できる設計者なのです。
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9エンジンシミュレーションだけじゃない!アーク溶接、塗装、コントロールバルブなどへも幅広く適用可能!

解説者
CONVERGEの“メッシュ作成が不要”という特長は、これまでは計算することが困難であった対象であっても流体解析を可能とし、CFDの適用範囲を劇的に変えるポテンシャルがあることを示しています。近年では、微細な空気孔を有するガスタービン燃焼器、スクロールコンプレッサ、ギアポンプをはじめとした回転機器、リードバルブやボールバルブといった流体力によって開閉する対象など、幅広い領域での応用が始まっています。
現代におけるエンジン開発は、熱効率向上の観点から、燃焼形態の多様化、燃料の多成分化と含酸素燃料化、副室付きの燃焼、エミッション対策など、要求が複雑化する傾向が明らかになっています。一方で、モデルベース開発が盛んになり、エンジン筒内解析にはさらなる効率化が求められています。このような状況で、“あらゆる燃焼形態やエンジン形態に対応可能”で、“メッシュ作成不要”、“解析者のスキルに依存しない”というCONVERGEの特長は、必ずや多くのお客様のご業務のお力になれるものと確信しています。
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