電子機器の温度測定とCAEのモデル化 接触熱抵抗編(1日間)
自然空冷機器のモデル化と接触熱抵抗の見積もり
本コースでは、自然空冷機器を対象として温度測定とモデリングを行います。
ファンレス・密閉機器では、ヒートシンクや筐体への熱伝導によって放熱ルートを確保します。 特に接触によって熱伝導を行う場合、接触熱抵抗を適切に把握し、モデル化しなければなりません。
最近はグリース以外に多種の放熱材料(TIM)がありますが、 これらを効果的に使うにはどのような注意が必要か、また予測が難しいこれらの接触熱抵抗を 正しく把握するにはどのようなモデリングが適切か等、接触熱抵抗を 正しく見積もる方法について実験を通じて検討します。
プログラム・講演内容(予定)
※スケジュールは予告なく変更になる場合がございます。何卒ご了承賜わりますようお願い申し上げます。
午前 | 1,講座の趣旨 2,自然空冷基板の熱対策(ヒートシンクの使い方とその効果) ・実験方法の説明 ・結果の予測 ・ヒートシンクによる温度低減効果の測定 ・実験のまとめと解説 |
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午後 | 3,接触熱抵抗の測定 ・実験方法の説明 ・CAEによる結果の予測 ・各種TIM(グリース、放熱シート等)の接触熱抵抗測定 ・実験のまとめと解説 4,自然空冷機器の熱対策 ・密閉筐体に基板を実装し温度を測定する ・効果的な対策をグループで検討(ヒートシンク、筐体接触など) ・対策の実施と温度測定 ・実験のまとめと解説 |
配布資料
テキスト1冊
※テキストはご参加いただいた方へお配りしております。テキストのみの送付は行っておりませんので予めご了承ください。
ご受講にあたって
キャンセル 規定 |
本講習会開催日から2営業日前まで:無料、それ以降は受講料の100%をキャンセル料として請求させていただきます。※土日祝日、弊社指定休業日は営業日に含みません。 |
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請求規定 |
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開催概要
開催時間 | 10:00~17:30(予定) ※受付開始9:45~ |
参加対象 | 電子機器の熱設計や熱流体解析、温度測定をされている方 実測と解析の差を少なくしたいと考えている方 ※一部ソフトウェアベンダー様、ハードウェアベンダー様はご参加をお断りさせていただくことがございます。あらかじめご了承ください。 |
受講料 (消費税別) | ¥96,000 |
その他 | お申込が2名様以下の場合は、講習会を中止させていただくことがございます。 |
お問い合わせ先
IDAJ数値解析アカデミー事務局(トレーニング講座)
株式会社 IDAJ 営業部 idaj-training@idaj.co.jp横浜本社 TEL: 045-683-1980 FAX: 045-683-1999
中部支社 TEL: 052-569-2581 FAX: 052-569-2582
関西支社 TEL: 078-389-5470 FAX: 078-389-5472