Ansys SCADE Suiteセーフティクリティカルな組込み制御ソフトウェア開発支援ツール
各種規格への対応状況
Ansys SCADE製品に含まれるモジュールの中で、モデル検証、コード生成、ドキュメント生成のモジュールが、下記の認証規格に準拠して開発されています。
- DO-178C
- EN 50128:2011
- IEC 61508 ed2
- ISO 26262
DO-178Cへの対応について
DO-178BからDO-178Cの改訂にあたり、DO-178Cを中心的なガイドラインとして、ツールクォリフィケーションはDO-330、形式手法(FM)はDO-330、モデルベース開発と検証(MBDV)はDO-331が、DO-178Cを補足する規格として制定されました。ツールの認定について、DO-178Cの12.2節で "DO-178Cで定義されているプロセスをソフトウェアツールの使用によって、省略、自動化する場合は、ツールの出力を6.0節に規定されている検証目的に沿って検証をしないなら、ツールの認定が必要である。"と述べられています。
この規定が、プロセスにツールを導入・運用する時の強い制約になります。Ansys SCADE製品は、この規定に十分耐えられるように、ツールクォリフィケーションに必要なドキュメントをDO-178Cのレベルに応じて準備しています。(詳細は、Ansys SCADE LifeCycleのページをご参照ください。)
Ansys SCADE Suiteを構成する以下のモジュールが、DO-178Cのツールクォリフィケーション対象になっています。
モジュール名 | ツールクォリフィケーションレベル |
---|---|
自動コード生成(KCG) | TQL-1 |
モデルテストカバレッジ解析(MTC) | TQL-4 |
レポート生成(Reporter) | TQL-5 |
自動テスト環境(QTE) | TQL-5 |