遠心型血液ポンプ性能解析
- 分野1:
- 熱流体解析
使用ソフトウェア
CONVERGE概要
遠心型血液ポンプ(FDAベンチマークケース)の解析事例です。CONVERGEでは、インペラを回転させた計算はもちろんのこと、回転させずに慣性力を考慮する手法であるMultiple Reference Frame(MRF)を適用することができます。MRF手法は,定常状態を求めるのであれば、実際に回転させる手法よりも高速に計算することができ、本事例では10倍の高速化を達成することができました。流量-圧力上昇特性も、5~10%の誤差という高い精度で予測できました。
出典:Malinauskas, R., et al., “FDA Benchmark Medical Device Flow Models for CFD Validation,” ASAIO Journal, 63(2), 150-160, 2017. DOI: 10.1097/MAT.0000000000000499
解析種別:ポンプ
課題等:性能予測、血液
