CONVERGEには、詳細化学反応計算において、化学種数や反応式数を減らしたメカニズムを用意するためのツールがあります。DRGEPSA法と異性体ランピングを行い、オリジナルのメカニズムにできるだけ近い精度となる縮約メカニズムを作成します。目標値には、着火遅れ時間、層流燃焼速度のいずれか、もしくは両方を採用することができます。ローレンスリバモア国立研究所が提唱しているノルマルヘプタン654種メカニズム[1]をリダクションし、208化学種のリダクションメカニズムは良い精度で一致していることが確認できました。

[1] https://www-pls.llnl.gov/?url=science_and_technology-chemistry-combustion-n_heptane_version_3
n-Heptane, Detailed Mechanism, Version 3.1

解析種別：詳細化学反応、0次元計算
課題等：メカニズムリダクション、自着火