電気自動車用インバータの冷却装置設計にmodeFRONTIERが用いられた事例です。 様々な構成の冷却チャネルについて実験計画法と感度分析による評価を行い、温度とポンプ圧を低下させつつ、チャネルのサイズを最小化する候補が得られました。さらにマニホールド形状をモーフィングで変更し、圧力変動を低く保ちながら、速度変動を低減することを目的として最適化計算を行いました。その結果、インバータの効率向上と故障率の低減を実現する最適なデザインが得られました。これにより、インバーターの出力を従来の1,200Aから1,500Aに引き上げることが可能になりました。

出典：ESTECO Resource Center
https://engineering.esteco.com/resources/success-story/lucid-motors-boosts-electric-vehicle-performance-with-modefrontier/