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Case Study実績・お客様事例

伴流を均一化する船舶用ダクトの設計​

分野1:
熱流体解析、構造解析
分野2:
最適設計

使用ソフトウェア

modeFRONTIER

概要

伴流(後流)とは、流体中を運動する物体または流れの中で静止している物体の後ろに現れる、乱れた領域のことを指します。船舶において伴流は推力を低下させる原因になります。そこで本事例では、プロペラ付近に設置される伴流を均一化するダクトの設計最適化を行いました。
船体が受ける抵抗の最小化を目的として、遺伝的アルゴリズムを用いて計算しました。数日かかる数千のジオメトリの設計を自動的に処理し、最適なデザインのダクトを3つ選ぶことができました。いずれもリファレンスに比べて性能が高く、抵抗を最大で4%削減することに成功しています。

プロペラ周りの圧力係数の分布(ダクトがない状態)の図​
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